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2013
06.01

月の終わり 月の始まり

猫の郵便については はじめにを是非ご覧ください。アーカイブはこちらです。

月の終わりが近づいてくると、毎月ホッと胸をなで下ろすことがある。「これで今月も無事に乗り切ってくれそうだ。よかった・・・」と、共に暮らす保護猫のバラタマタン(本名ローズマリー)に視線を送る。
もう数年も前からの「月の終わり 月の始まり」の心にしみついた感慨と習慣である。

バラタマタンは白血病と猫エイズのダブルキャリア。そのせいなのか、赤ん坊の頃の栄養不足も手伝ってなのか、それとも小柄なDNAを持って生れついたのか、バラタマタンは大きくは成長しなかった。
普通の子より随分小さい。
子猫の一回り半くらいの大きさ。その分、姿かたちに子猫の愛らしさが残っていて、今でもベリー・キュートな可愛らしさがある。
短いしっぽを左右にキュッキュッキュっと動かして、いつも部屋を歩いている。生きている。
我が家の小さな王女さまなのだ。

2008年の春に生後6カ月(?)で保護してから5年と3カ月。もうダメなのかなと何度も思った。食が細く、ガリガリな体ながらも細い糸の上を綱渡りするように命をつないで来た。
その間、白血病や猫エイズの子や腫瘍を患った猫たちがバラタマタンを追い越して、次々と死んでいった。
だから、バラタマタンは私たちの心の中では“奇跡の猫”、奇跡の王女さま、希望の星なのです。

ダブルキャリアで6歳の山を越えようとしているのは正に奇跡。

特に日常的に投薬などの医療を施しているのではなく、いつも「可愛い、可愛い」と、幸せな気持ちでいてくれるよう目と手と気持ちを外さないことで免疫力が下がらないように注意しているだけ。何とも非科学的な見守りなのだ。
体力のキープとトリートメントのための不定期な通院はあるが、できる限り自力と自発の力を消さないように、医療に全てを依存する方法は避けている。
ひと月ひと月の短いスパンをつないで、雲の糸を渡っている。

月の終わり、月の始まり。季節の終わり、季節の始まり。月の始まりは小さな山。季節が始まる時は大きな山を見上げ、「希望と不安」の両極に揺れながら“山”を登ってゆく。
ダブルキャリアは通常3年がリミットと言われているが、これからも奇跡の山登りを更新して行きたい。


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