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2013
06.06

誤認殺処分+悪魔の獣医師=犯罪

猫の郵便については はじめにを是非ご覧ください。アーカイブはこちらです。

行政機関による犬猫殺処分の過程に「獣医師」が関わっていたなど、今回の札幌市迷い猫“誤認殺処分”事件報道を見聞きするまで全く知らなかった。寝耳に水のことだった。
人間の医者であれ、動物の医者であれ、命を助けるのが医者の務めであり、使命と考えるのが通常だと思う。だが。
犬猫の殺処分/命への「イエスorノット」の選別を「獣医師」が果たしていたとは。
晴天の霹靂の衝撃を受けた。命を死に追いやる役割を「獣医師」が行っていた。

まだ生きていける命を「殺処分で短絡解決する制度」に反対するのではなく、殺処分に積極的に関与している獣医師がいる。これを晴天の霹靂と言わず何と言おう。
彼/彼女の中で殺処分制度に関わりを持つことに、命への倫理観をどう自分で整理をつけているんだろうか。ためらいはないのだろうか。それとも、彼/彼女にとって、犬猫は金(カネ)を吸い上げる単なる田んぼにしか過ぎないのだろうか?

そして、職業上の作業過程で判断ミスをしても何の咎(とが)も受けないで済むのであれば、こんな濡れ手に粟(あわ)なイイ商売はない。
行政サイドは“判断”を丸投げ分散することで責任負担の軽量化を図る。それに加えて、「選別の判断は専門家が行っているから」と殺処分に正当性を持たせられる。一粒で二度おいしい。
行政のシステムは本当に悪知恵が効いている。

間違いを犯したこの獣医師。その技量は鼻で笑う程度のお粗末なもの。すぐに分かる。素人同然と言っていい。
捕獲した動物(猫)を恐怖状態に置いて反応を即座に見るなど、やってはいけないこと。緊張と興奮の中で動物がすることなど一つしかない。自分の身を守るために攻撃的になるしかない、それが本能なのだ。
つまり、獣医師Aは“本能”を裁いたってことになる。
この医師にかかれば、ほとんどの犬猫たちは皆「二酸化炭素ガス室」に直行になるだろう。
彼/彼女は猫(動物)と寄り添って共に暮らしたことがあるのだろうか?

だが、この獣医師が技量未熟なのには理由がある。だってですね。日本の大学の獣医を育てる課程では、犬猫のことなど何にも教えていないに等しいからです。最近になって、ようやくチラホラ「動物の福祉」などについて教えるようになったけれど、大体は産業に関係のある動物(牛・豚・馬)が主体。獣医師免許をとってから初めて、見よう見まねで犬猫の勉強をすると聞いている。「命の倫理」や「職業倫理」の勉強など言うに及ばないこと。全ては獣医師になった個々人の資質にゆだねられている。

獣医師A。猫の特性・習性を何も知らなかった獣医師。一度に複数のミスを重ねた獣医師。殺した命は帰らない。
「間違えました」では許されない。
この殺処分担当医Aは、どこかで開業しているのだろうか? あるいは、獣医師の資格を持っているだけの行政の職員なのだろうか? “お仕事”には如何ほどのお金が支払われるのだろうか? 殺処分の選別担当医の採用基準は? 
とかなどなど、市側は再発を防ぐために犬猫殺処分メカニズムを全て明らかに情報公開してほしいものだ。
少なくても、もしもこの獣医Aが開業医だとしても、こんなツーフェイスを持つ医者の世話になど、決してなりたくないものだが。

・・・例えばですね。ある日突然、電話が入って。「お宅の猫が誤って殺処分になりました。すいません」と言われたら、どうしますか? 「えっ、ウチのポポフ君がッ!」って。
そして、押問答の末に担当した職員や獣医に事情を聞くために接見が許可され、そこにいたのが顔見知りの獣医だったとしたら、どうしますか? 今回の札幌市の事件を手元に引き寄せて考えてみれば、いかに「殺処分制度」が極悪非道でおぞましいことであるかってことが、身にしみて分かる思いがするのでした。

犬猫の殺処分へのアンチ・テーゼのために。二酸化炭素ガス室で犬猫たちが、どうやって死んでゆくのか、時間と機会を作って、アエラの太田記者のルポルタージュを是非一度読んでみて下さい。


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