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2013
06.12

セカンドレイプのようなことをする愛媛・動物愛護センター

猫の郵便については はじめにを是非ご覧ください。アーカイブはこちらです。

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北の大きな島に飼い猫を誤殺した悪魔のアンポンタン獣医師がいて、西の四角い島の一角に野放し無法者の“強欲なパピーミル業者”と口先三寸のごまかしを生業とする黄色いくちばしの小役人がいた。

北の悲劇の整理が未だつかないまま、新たな悲劇を伝えるメールがマルコ・ブルーノさんから届けられた。
西の四角い島の一角とは、マルコ・ブルーノさんが新しく住まいを構えた愛媛県、その愛媛県の四国中央市を発火点にこの悲劇の物語は幕をあけた。

マルコさんのメールから“事のあらまし”をサクッと説明すると、それは「今年、2月~3月、愛媛/四国中央市の山中に、洋犬Mix27頭が遺棄された」と、地元・愛媛新聞の事件記事の一報から野火を広げていった。
マルコさんの「Don&Harryのブログ」に掲載された犬の犬種や形状から察して、それに状況証拠を付け加えれば、犯人は犬を持て余した繁殖業者だと大方見当がつく。が、警察の捜査は一向に進まなかった。

そして、行政によって捕獲された犬たちは、愛媛の「動物愛護センター」に移送されて行った。

なかなか進まぬ捜査の状況に業を煮やした愛護団体や個々の有志が警察に再三再四の抗議をした末に、再び新聞が“事の事態”を取り上げ衆目監視の知るところとなった。しかし、この段階で何ということか、既に10頭の殺処分が決行された後だった。こうして、事件は別の様相にステージを変えて行ったのです。

・・・ここでちょっとブレイク。犯人がまだ特定も逮捕もされていないのに、つまり所有がはっきりしていないものを、犯罪に関わったと見られる証拠となる大事な存在を、一行政機関の小役人の勝手な思惑で“処分”して良いものでしょうか! 公務員には“法令順守”の義務があるはずですよね。まさか「わたしが法だ!」などと世迷言を、田舎代官、それはなしだぜ!っていうことよ。

その後、センターは批判を治めるつもりだったのか、急きょ残りの17頭を譲渡すると方針転換。だが、またしても、その内の10頭が突然死。センターの所長と職員は、死亡原因を“パルボ”だと説明した。結局、晴れて“牢獄”から出獄できたのは7頭だけ。
20頭の犬たちが無実の罪で命を絶たれた。
しかし、マルコさんの長年に渡って培ってきた犬を見る観察眼によると、突然死したという犬たちをパルボだとは認められないという。もしもセンターが死んだ犬たちを“パルボ”だと言い張るならば、医科学に基づいた適切な診断書を出せば済む話なんですがねェー。
救出された犬の身体検査でも何の病気も発見されず、異常はなく、フィラリアすら陰性だった。パルボの伝染性の強さを考えれば、おかしいですよね、どう考えても。同じ収容所内で暮らしていたのにも関わらず。

そうこうして。約3カ月の間、それでもマルコさんたちが何とか「遺棄された犬たちを助け出そう」と、センターに執拗に食い下がると、やれ「伝染病だ」、やれ「人馴れしてないから譲渡は無理だ」とか、そうかと思えば口裏も乾かないほんの数日後に「里親OK」と態度豹変の七変化。
助け出した犬の便から切り刻んだ大量のゴムの屑が見つかった、その説明を求めると「センターに来る前に食べたもの」と回答、このデタラメさかげんの愚かしさ。・・・責任をすべて敷地外や期間外や犬自身の健康/気質のせいに覆いかぶせる、まさにティピカル公務員の身にしみついた“性(さが)と業”です! 放射性物質じゃあるまいし、一カ月以上前に胃に入り込んだものが30日も過ぎてから、犬が所内から外に出たから安心してようやく出て来たとでも言うんですかね。・・・「おととい来い! I‘ll be back!」とターミネーター・シュワルツェネッガーが振り向きざまに言いそうだ。

「人に懐かない」と報道にブリーフィングしたのも所詮オノレたちのアリバイ作り。
命への温かみを持つ“人”として接してない人(職員)が、どの口でその台詞(せりふ)が叩けるのか? 収容されていた犬たちにとっては、職員たちはゲシュタポと同じような恐怖の対象でしかなかったはず。殺しを心の射程に入れた存在に懐けるわけがないし、犬は敏感な動物だ。
一連のセンターの方針や対応を見ていると、一度暴力を受け存在を脅かされた者に、さらに暴力で襲いかかり抑え込もうとしているような“セカンド・レイプ/サード・レイプ”を思わせる恐ろしさを感じ、ゾーッとした。

犬を捨てた拝金繁殖業者、動物愛護センターという名の恐怖の収容所、政治家、警察、人びとの虚無、まとめて自分の「損か得か」しか考えない人たち。この四すくみ五すくみのど真ん中にこの国の動物たちの生き地獄があり、そのまたど真ん中に“殺マシーン”がある。
壁は迫り来て、愛媛の20頭の犬たちは生きる大地をもろとも奪われ、奈落へとつき落とされた。
そして死んでいった。
死んでいったということは、殺した人がいるはず。殺したシステムがあるはず。殺したシステムを容認している社会があるはず。
マルコさんのブログを読んでいるうちに、ナチス時代のユダヤ人の収容所物語を読んでいるような錯覚を覚えた。
生きて収容所を出られたのは7頭だけ。


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