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2013
06.21

赤ちゃん(=^・^=)の育て方

猫の郵便については はじめにを是非ご覧ください。アーカイブはこちらです。

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丁度去年の今頃は赤ちゃん猫を育てていました。川べりに捨てられていた時はまだ人間の手のひらサイズ。
軟(やわ)な針金細工に真綿をくるくるくると絡ましたようなちっぽけな仔猫でした。お医者さんの見立てによると、生後一カ月余りという判断でした。
目はまだ開いたばかりで一面均一の深い藍色、折からの梅雨の雨模様に体をぬらし、捨てられた段ボール箱から顔を出し、助けを求め精一杯の声で鳴いていたっけ。そして風邪っぴきでズビズビ鼻をならしていました。

早いもので、振り返れば、あれからもう一年。見えない時間の重なり合いがすくすくと成長させてくれたようです。
今では、毛並よし、器量よし、性格よし、気立てよし、育ちよし(笑)、人見知りせず猫見知りせず病気なし。
天真爛漫を絵に描いたような子供猫。気質面や性格面に屈折の陰りなく育ったのが何よりです。
仔猫から子猫へ。そして子猫から成猫へとこれからステップを踏んで歩んでゆきます。
成長途中、手伝ってくれたHYさんには心から感謝しています。

赤ちゃん仔猫を正しく育てる方法は、何を差し置いても先ずピッタリと寄り添うことが全てです。兎に角、面倒くさがらないこと、怒らないこと、しつけなどという余計な邪念は振り払って考えないようにすること。
スキンシップべたべた法が赤ちゃん(=^・^=)を育てる最善の方法です。他には何の方法も手法もありません。
生後8週齢に満たず親兄弟から無理やり切り離された仔猫に何がしてやれるかと言ったら、やれることは本当にこれしかありませんでした。絶対的な安心/安全を与えてやる。安心/平和な存在でいてあげる。
それは着ぐるみこそ着ませんでしたが、親猫/兄弟猫になったつもりで接することでした。

2時間~3時間間隔の授乳は勿論のこと。寝る時には自分の首か胸か顔のそばに置き、部屋を歩く時や座る時は・・・ひざの上、胸のブローチ、肩の上の鳥という風に。姿が見えなくなるのが不安らしく、家にいる限りはいつでも肌身離さずに視界から消えないように過ごしていました。

去年はグッドタイミングで動物愛護法の改正の年でした。愛護法改正要求の項目の中にあった「8週齢を過ぎない犬猫を親から引き離して“売り”に出してはいけない」ことが猫の子育てに学習効果があったように思いますね。犬や猫も人と同じで幼児体験が後々の終生に影響してくる。
人にとって幼児体験が大事ならば、動物にとっても同じはずだという信念めいた確信があり、そうして来ました。

だから、欲求の通り道をふさがないように心がけました。「ダメ、ダメだよ」ではなく、カーテン登りをしても、ラティス登りをしても、「登れて良かったね」と言って見ていました。・・・猫には一時のマイブームみたいなものがあって、それに飽きるとほとんどその行動はしなくなります。
一つだけ注意したのは、玄関とベランダの出入りだけです。それは事前に興味を他に向けさせておくことで対処していました。

怒って心理的な距離を遠ざけるよりも“ハグ”すること。怒りのストレスを与えるよりも“ハグ”すること。
外の暮しが長きに及んだ猫ほど屈折が大きく、一度屈折した動物の心を修正するのは超至難の技です。
赤ちゃん時代には「キティくん」と呼んでいたこの子は、捨てられてから24時間以内の保護が功を奏したのかもしれません。しかも物心がつく前の段階での収容は二重の運に恵まれていました。まさにラッキーボーイでした。

冒頭の写真はウチに来てから50日目くらいに撮影しました。後ろにいるのはクッションでも家具でもゴワゴワになったセーターでもなく、ウチの長老猫のダリン君(13歳)です。この子は猫の誰ともフレンドリーな関係にあり、フレンドリーに受け入れられ、こういう子は経験的に本当に珍しいのです。
やはり、赤ちゃん時代をどう過ごすかは生き物にとって大変に大事なことのようです。


80アテ君とK

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