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2014
01.31

1月、今月のありがとう’2014

猫の郵便については はじめにを是非ご覧ください。アーカイブはこちらです。    16℃~6℃ 

更新遅れ言い訳メモ年が明けて「あっ」という間の一カ月。月末には「今月のありがとう」記事を更新しなければいけないのですが、まだ材料が手元に全部そろっていないので、後日に整い次第UPします。

練馬区SHさん 目黒区MNさん 港区KKさん 港区YMさん 港区MTさん 品川区KMさん 品川区IMさん 横浜市IMさん 東久留米市HYさん 中野区のYTさん 港区ATさん
(1月中ににゆうちょ銀行から通知が届き確認できた方々です)

毎月パーマネントにご支援ありがとうございます。取り急ぎで恐縮ですが、お礼を申し述べます。


1月30日のブログ記事は思い出をたどるのに骨を折りました。時系列順に事実関係をメモ並べし、それぞれの場面で何を考え思っていたのか、10年昔のことだけれど鮮明に蘇ってくるものです。

人は思い出したくない記憶を封印しているとどこかで歪みが生じてしまうものだから、まっすぐに歩いてゆくためには苦い記憶でも受け入れて生きてゆかなければならないと思いました。

「猫の病気+病院=ヤブ医者編」は心と時間に余力がある時に折を見て放出予定です。

妖精バラタマタンの2月。捨て猫赤ちゃんのサバイバルの2月。ソチ・オリンピックの2月。都知事選挙の2月。今シーズンは、いつになく先がまったく見えない冬です。(このメモは「ありがとう」記事が出来次第に差し替え抹消します)


99リス

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2014
01.30

ヤブ医者(獣医)の思い出

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Kip280.jpg

ヤブ医者獣医の思い出】今、我が家の重病の三匹の猫の病気治療は落ち着いてやれている。数年前から猫が病気にかかっても落ち着いて「猫の病気」と向かい合えるようになった。それは、ある獣医の先生との出会いがもたらしてくれたもの。
それまでは猫が病気になるたびに、あっちこっち右往左往し、駈けずり回っていた。良い獣医の先生がいると聞けば、世田谷へ、練馬へ、目黒へ。専門の名医がいると聞けば、赤門へ、電車を乗り継いで大学病院へ、その他の大学付属病院へ。東へ西へ、南へ北への迷走を繰り返していた。
しかし、どこもそこもここも帯に短しタスキに長し。一方的な治療だったり、コミュニケーションが上手く取れなかったり、こちらの話を聞き入れてもらえなかったり、中には明らかな誤診もあった。命に対する倫理観がかみ合わない場面もあった。泣き寝入りの涙をかみしめたことも幾度かあった。

人間の医療現場でもこれらのことは間々あるけれど、得てして動物医療の世界は閉じられた世界。専門家(獣医)に何か疑問を持つことが禁じられている雰囲気が暗に漂っている。
上から目線。上から治療。恐縮だけを強いられる患者の立場。
そうした経験をしたことはありませんか? 犬猫病院で首を傾げたり、嫌な思いをしたり。犬猫の病気で行き場を失い、立ち往生し、悩んだことはありませんでしたか?

今、三匹の自宅治療をしながら思い巡らすことがあり、苦い記憶ではあるけれど思い起こし、書き記すことで何かが見えて来るような気がして、カテゴリーの中に「猫の病気+病院=ヤブ医者編」プールを作り、心の中深くにため込んでいた“水”を解放し、流れるがまま吐き出してみようと。リスクもあるけど得るものもあるはず。

mas40.gif  キップ君の誤診  mas40.gif

冒頭写真は在りし日のキップ君。2003年初夏7月。鬱陶しい雲が街に低く垂れ込めていた早朝5時。港区麻布某町のラーメン屋の店先に、顔をコンクリートにつっぷして動かずうずくまっている小さな捨て猫がいた。それがキップ君との出会いだった。親指と人差し指で輪を作り、それに胴体がすっぽり入る赤ちゃん猫。
思いに駆られ、近くの自宅マンションまで一直線に走って帰った。
その後、シリンジでミルクを飲ませ、キップ君は元気ハツラツ部屋中を駆け回りすくすく育っていった。
だが、何とキップ君は神が与えた先天性多指症だったのだ。
一つの手足に指がビックリの9本ずつ。写真の右手が横広がりに大きく見えるのはそのため。

それを近所の獣医に猫風邪症状の診察のついでに診てもらったのだが、「指がいっぱいあるなんてよくあることですよ」と、素っ気なくそのヤブ・ベット。我が家を何十匹の犬猫が通り過ぎて行ったが、多指症の猫はキップ君一匹きり。目の前の現実を直視せず、場当たり口上でその場しのぎする、この人の才の無さをこの場で見抜くべきだった。『「医療従事者として勉強してみます」くらい言えねぇーのかよ?』と、職業人としての研究心の欠如に驚いたものだ。彼にとって仕事は金を産むただの田んぼにしか過ぎなかった。

しかし、多指症も何のその、キップ君の元気は止まらず、部屋中を野とし山とし、当時一歳年上だったポポフ君を従え駆けずり回っていた。

だが、11月のとある日。その日を境に、あんなに旺盛だった食欲と元気がピタッと鳴りを潜めてしまった。ちんまりと部屋の片すみで最初に見た時のように唯うずくまる姿に成り果てて。
それで、また目と鼻の先の立地を良いことに、前出の獣医師の病院に取りあえずの駆け込みをしたのだった。あー
診断結果は「・・・分かりません」と、ただそれだけ。
この獣医師のことについては、その後知り合った近所の人が「自慢はロレックスしている右腕だけよ。腕って“獣医の腕”ってことじゃないわよ。すぐに手がふるえてしまうほど気が弱くて、はっきりしなくて。つぶれずに病院があるのが本当に不思議なくらいよ。医者の才が無いんですもの」と、よく口角泡を飛ばして話題にしている。

匙を投げられたキップ君の病状。食欲なし、元気なし。そして、知り合いの伝手を手がかりにたどり着いたのが東京都下にある東京農大獣医科だった。フランスで経験を積んだ「名医」という触れ込みを信じてみたかった。
車のエンジンはるばると。時には時間を惜しんで電車を乗り継ぎはるばると。
先生はレントゲン写真を見ながら「癌」と診断し、さっそく切開手術をしたのだが、帰宅して術後の傷のケアを指示通りするものの、傷口は膿む速度の方が早く、時は年の瀬も押し詰まった頃合い。病院に連絡を入れても留守番電話が応答するのみで、メッセージを入れても返事が返ってくることはなかった。「何かあったら、いつでも対応します」と言っていたにも関わらず。
仕方なく白金/広尾辺りに開いている病院を探し出し、診察を受けた結果、キップ君は癌ではなく、伝染性腸膜炎だったのです。つまり、誤診だった。
キップ君最後の病院の先生の口から「伝染性腸膜炎で延命するのは限りなく難しい」と聞き、落胆し家路につく道々で「・・・あんな小さな体で何のために苦しい手術をされたか?!?」と胸の波紋が治まらなかった。

そして、キップ君はトイレに行っても力むことすらできず、明けた正月の四日に静かに小さな命を閉じた。

その後、電話連絡をしても、手術を担当した先生は電話に出ることはなく、キップ君のお葬式が済んでから大学へ手紙を出したら、その教授の助手から紋切型の言い訳の手紙が一回届いただけ。

その後も大学は無言をひたすら貫くだけだった。

 今、猫の郵便の医療を担当してくれている先生の良さについては追々書き加えて行きます。


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2014
01.29

捨て猫赤ちゃんは崖を登って行った

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捨て猫赤ちゃんは灰色の崖を登って行った】ここずうーっと気にかけている捨て猫赤ちゃんは、写真のこの崖を登って行きました。会えるのは奇遇。いまだ怯えている姿が痛々しい。でも、そんなの当たり前だよね。
ある日突然にむげに訳も分からない土地に放り出され、見ず知らずの場所で「勝手に死ね! 勝手に生きろ!」と見捨てられれば。

0歳だよ。生まれて数カ月の赤ちゃんだよ。生活保護申請に猫が自分で役所に身の上相談に行ける立場じゃないことくらい誰でも分かっていることだろ。
捨て猫したハレンチ漢のクソ野郎が。どこかでケツをまくってのうのうと生きていやがると思うとはらわたが煮えくり返る。半身不随になるくらいまで、ぶっとばしてやりたい。
捨てられた身になれば、恐くて、恐くて。寒くて、寒くて。自分を守るのに必死だよね。
こんな小さな子を。生きる術を何にも知らない赤子を。地獄のどん底に突き落とすなんて。夜ごとにやり切れなくて、近づけなくて、情けない気持ちフルボディになる。

環境省は「動物の遺棄は犯罪」と謳っているけれど、そんなやる気のないおためごかしのポスターを作って「一応やりました」と言われたところで、やる気のなさ満々の行政下では何の力にもならず、あちこちで綿々と捨て猫は絶えないし、あんたたちの手元で犬猫の殺処分が絶えないデータを分析すれば、なんとかしなきゃいけない現実があるんじゃないの???

でも、そう叫んだところで、空しいこだまが「カラン カラン」と階段落ちし淋しく返ってくるだけ。
動物破壊で壊れて行く人の世のモラルの墜落を知れよ、学べよ、実行しろよ、と痛切に思わずにはいられない、やり切れない悲惨の数々がある。これは日々、悲しい外猫の現実と接しているからこそ強く言える。

痛さを持って心深く思わないから現実を変えない。変わらない。痛みのない人たちが上から目線で政治・行政・経済・教育のトップをやっているから「この始末」。先進国にはあるまじき体たらく。
動物の痛みなど何一つ解そうとせず、捨て猫や動物搾取を平然とする人間と同じような倫理観で、上から尤もらしく君臨されていたのではたまったもんじゃーない。

はっきり言わせてもらうけど、捨て猫は暴力!!! それは、捨てたその子を死の淵に追い落とす“暴力”行為ばかりではなく、世の中をかき乱す十分な挑発的暴力行為であり、見逃してはいけない重大は犯罪のはず。
ところが、世間はそこのところ分かっていない。事の重大さを分かっていない。
この六年の私の現場聞き取りのトータルでは、ほとんどの人が外猫も捨て猫も悲しいかな「自然」と受け止めている。
動物への暴力行為を「自然」と凡庸に受け入れている人・社会、本当に空恐ろしさを感じてしまう。
・・・欲と言い逃れで突き進んでゆく社会が、その突き当りの袋小路で見上げる夜空は? 時代は? あなたは?


99リス

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2014
01.28

こんな時代もあったっけ

Category: 写真メモ
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こんな時代もあったっけ】今は鉄腕ウンガさんの家で暮らす蘭の花くんの地域猫時代の昔々の写真。撮影はその後スーパーピノコの世話係を引き受けてくれたATさんによるもの。

あの頃、蘭の花は道行く誰にでも愛嬌を振りまいていたっけ。その人懐っこさがアダとなって、虐待暴行事件のターゲットにされてしまった。人馴れした猫ほど災難に遭うケースが多いのが何とも悲しい。

かまうだけかまい、いざ喉元と顔面に大きな傷を負う段になったら、誰も助けの手を差し伸べてはくれなかった。潮が引くように遠巻きにされて。人の世の寒々とした空しさを感じた。

今、蘭の花くんは鉄腕ウンガさんの家で持病の慢性口内炎の治療を受けながら、専用ネコ用こたつを買ってもらい、穏やかな暮しを送っている。

蘭の花くんが彼の地を去ってから数カ月後、手術済みの二匹の成猫が捨てられ住みついている。

そして、蘭くんの相棒だった“夕焼けタラちゃん”は別の場所に住み家を替えた。

大怪我をした蘭くんを捕まえてキャリーに収容した時、夕焼けタラちゃんが心配そうにそばで見ていて、見送ってくれたっけ。切なく悲しい光景だった。


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2014
01.27

妖精バラタマタン:驚異の回復力

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                                    次は梅の花咲くバスストップめざし

バラタマタン驚異の回復力】日曜日の地域猫活動、早番の巡回。湾岸は轟音とどろく物凄い風の圧力、風の嵐だった。風の勢いで自転車ごと180度クイック・ターンしちゃったりして、何度も吹き飛ばされそうになった。
大木が右往左往する芝公園や彼の地は、安息の日曜日ではなく容赦のない風曜日の色をなしていた。

あまりの風の暴威に例の捨て猫赤ちゃんは複雑な地形に遠く声はすれど、どこにいるのか見当がつかず、姿を現してはくれなかった。鳴き声は風に千切れていた。
このように一件の捨て猫事件ごとに、その実像/実態をつかみきるまでには、いつも時間と手間を労している。ピョンピョン飛び回る頃に捨てられた子猫の場合、警戒心という自我の帳が芽生えてくるから、なおさら厄介度が高くなる。
短期解決で収束させられるのか? 長期戦になるのか? 保護して家猫になるのか? 地域猫の道を歩むのか? 今のところ寒空に天高く雲をつかむような思いでいる。

「その運命やいかに!」と言えば、捨て猫問題は本当に頭が痛くなる最たる難問だが、他方でもう一つ。
我が家のWキャリアのバラタマタンは別種のタイトロープを渡り続けている。
しかし、物事悪いことばかりではない。
悪いことがあれば希望が持てる良いことも起きる。ここの所、妖精バラタマタンが驚異の回復力を見せているのだ。
一時はまるでタオルを無造作に床に放り出したような衰弱ぶりだったけれど、近ごろは目鼻立ちが元の面影に戻りつつあり、うなだれていた首がすわり、生気が舞い戻っている。
ガタガタにやせ細っているに違いはないが、栄養補給する時の手足の瞬発力や目つきや感情表現(リアクション)などから生きる気力が伝わって来る。

していることと言えば、毎日の皮下補液と投薬と栄養補給(ローヤルカナン・腎臓サポート)と水分補給。それに抱っこマッサージと名前の呼びかけ。
補液と強制的な投薬と栄養補給は「やってやれないことはない!」という強い意思で臨み、どんなに抵抗されても目的を遂げている。補液? 食事介護? 抱っこマッサージ? 何が功を奏したのかは分からないけれど、「バラタマタン、奇跡の復活!」と言って過言ではない状態。妖精から再び「猫」さんの姿に戻りつつある。

本当に年初めの頃は「もう駄目なのかな?」とあきらめかけていた。もうターミナルケアの頃合いなのかなって。
しかし、誰よりも気の強さが持ち味のバラタマタンは、名前を呼びかけるたびにシッポをかすかに動かしたり、鼻息で答えてくれたりして。
不思議なのは、呼びかける時、他の猫の名前では全く何の反応もしないのに、自分の名前が呼ばれるとすぐさま強いリアクションを示したこと。人の場合は「人格」という言葉があるけれど、犬や猫も「格(品格)」を宿して生きているのだと改めて思い知らされた一場面だった。

「バータマタン」「バータマタン」「バータマタン」 呼びかけに託す言葉に“愛”がこもっていなければ人にも動物にも見抜かれてしまう。命と命の間には目には見えない不思議な力=引力のようなものがあって、高度な医療だけでもダメ、お金をかければいいというものでもなく、マニュアルがあるわけでもなく、命と命を結ぶ最後の決め手はやはり「LOVEなのだ」と強く感じさせられた風曜日の夜半だった。
「あっ、私はこの小さな命から愛されている」のだと・・・

案じていた妖精バラタマタンの一月危機は、どうやらクリア出来そうな気配だ。


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2014
01.24

冷え、腰痛、疲労困憊 ~少しダウン

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冷え、腰痛、疲労困憊 少しダウン】「猫の郵便」の日常活動は一番寒い時間帯に行われる。鉄腕ウンガさんとリアム君、自分の昼間の仕事の疲れの上に、それぞれ更なる超ハードな荷重がかかるボランティア活動を背中に乗っけている。

疲労の上に2倍/3倍/4倍の上乗せの疲労が重なる上塗り疲労。・・・寒さによる冷えとストレス、活動現場で人から受けるストレス、困憊するのはオートマチックな当たり前の自然現象。

一般に道行く人々となだらかに繋がっている関係が世の中にあるのならば・・・。
広い心が世の中にあるのならば・・・。
少しは“疲労困憊”するのにも救いがあるけれど。

無理解な社会環境の中での活動は孤独な戦いとなり、堆積する疲労は誰かに言っても中々伝わるものではなく、一人孤独に“孤独な気持ち”を抱え込むことになる。

それは、疲労困憊が層をなし堆積する地層から、いつかティラノサウルス・レックスの化石が後々発見されそうなくらい、「Cry Cry Cry」の大怪獣だ!!!!!!

しかし、そんな過酷なコンディションの中でも、私の仲間の二人は「ダウン」を口にしない。
Heart to heart、Eyes to eyesで、言葉にはしない沈黙のアイコンタクトにて、日々の活動、互いに前に進む“力”にしている。・・・もらっている。


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2014
01.23

捨て猫救出を邪魔する通行人の無邪気

Category: 地域猫活動
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                   君はよく通行人にいじられていた

捨て猫救出を邪魔する通行人の無邪気】早番と遅番、一日二回の地域猫活動の巡回。丸二日間、捨て猫された例の子猫は姿を見せなかった。合図の口笛を吹いたり、ハンド・クラップしたり、舌打ちしても「うん」とも「すん」とリアクションがなく、辺りは気配なく静まり返るばかりだった。

それには原因(わけ)があった。3日前の早番巡回の時、今の時勢を端的に表すような事件が起きたのだ。その子を初めて見た時から毎日毎回、何気なさを装い少しずつ恐怖心と警戒心を取り除くように、あの手この手のアプローチを繰り返していた。
潜っている側溝や藪の中からやっと顔を見せてくれたり、姿勢を低くして茂みに隠れ様子をうかがっていたりして、「あの人が“ごはん”を持って来てくれる人なんだ」とそこまでは悟ってくれたところだった。

ところが3日前。口笛を吹きながら、その子用の猫弁当を持ちアプローチを試みている最中、唐突に背後から発狂するような甲高い女の声がした。
二人の若い女が「キャハハ キャハハ ワーワーワーワー」すりガラスを爪でひっかくがごとくの金切声を上げ、「子ネコ 子ネコ 子ネコ」「カワイイ カワイイ カワイイ」と連呼し、私に何らエクスキューズを求めることもなく、携帯を振りかざし、仔猫めがけてまっしぐらの猛烈突進。
勿論のこと子猫は素早く逃げ去ったが、「なーんだ! (写真)撮れなかったね!」とやはり会釈の一つもせず立ち去っていったのだ。

あれから丸2日間子猫は姿を現さなかった。

現場にて、その女子たち(25~30才?)二人連れの奇行にも、今更特段驚いたりはしなかった。「またー!?!」というあきらめに似た呈だけが胸の中にあった。・・・活動ではよくあること。
注意もしなかった。何か言葉を交わしたとしても返ってくる反応は分かっていた。
逆切れ脊髄反射か無言の遁走が関の山。
考える習慣のない人に何を話しても時間とエネルギーの無駄。会話は広がらない。これが時間をかけて到達した私の一つの答え。
無邪気に人を傷つけるとはよく言ったもの。悪気など入り込む余地なく、欲求がダイレクトに行動に直結しているから、周りの空気など関係なしに思いを果たす。
この国は、こんな人たちばかりを育てて来た。

「どうして、こんな小さな子が、こんなところにいるの?」という疑問の問いかけや憐れみの感情も持たなければ、「捨て猫」だという状況判断する知力もなく、「可哀相だから何とかしてあげたい!」という行動力も社会性もない。
ただただ目先の楽しさを消費するだけ。
時代の気分は、「何でもその場限り」の「楽しんじゃえ、面白がっちゃえ」の精神で無方向に爆走しているように思える。・・・悲しいな。


99リス

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2014
01.22

猫ボラ仲間からメール「地域猫がシッポ切られる」

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                      犬猫耳をしたBatmanを呼びたい

猫ボラ仲間からメール地域猫がシッポ切られる」】自分たちの地域猫活動現場で相次いで捨て猫事件が起きている中、同じ区内で地域猫活動をする猫ボラ仲間から「いつも活動している所でシッポが切られた猫を発見!」とメールが届いた。

これは一体全体何なのだろう? メールをくれたKさんのように何年にも渡って路頭に迷う猫を助けている人もいるかと思えば、一方で路地裏に住む無防備な猫をターゲットに邪悪な闇の手を伸ばしてくる奴も後を絶たない。

物事の是非を判断する力がなく、先々のことを見通せず“愚かな道”についついのめり込み暴走してしまう人間を世間は「暗愚」と言うそうだが、私たち「猫の郵便」の活動もこれら暗愚の仕業に悩まされ続けている。

軽いものから重いものまで。暗愚たちが仕掛けて来る否応なしのダークサイドと向かい合わされて来た。活動現場を一回りする間に猫の飲み水に細工されたり、猫弁当が持ち去られたり、虐待事件や捨て猫事件、気まぐれな暴言を浴びせかけられたり、あまた数々。

暗愚、まさに読んで字のごとく。暗く愚かなこと。しかし、暗愚は憎悪(ヘイト)を引き鉄(トリガー)に暴力に突き進むからたちが悪い。喉をかき切られた蘭の花くん。何らかの毒をもられたジプティくん。シッポに輪ゴムをはめられ切断したイーディー姫。
絶対に自分の足でどこにも行きようもない現場から忽然と姿を消したあの猫にあの猫。・・・走馬灯のように蘇える。

世の中に悪貨のように顔を隠して巣食うダークサイド。闇から来て闇にかき消える。
正体不明だから太刀打ちできない。その場の欲求のままに生きる暗愚たちに通じる道理はありはしない。
なぜなら、その正体と本質が「馬鹿」のみで出来ているから。・・・馬鹿だから。
「馬鹿」とは脳の専有面積率がほぼ「欲求」と「欲望」だけで埋め尽くされている状態のこと。理性で考える習慣がない人間には、どんな話し合いや説得も「ザルに水」「焼け石に水」「水と油」「火に油」

地域猫活動を始めるまで社会や人がこんなに暗い情念で満たされているとは思ってもみなかった。

他の痛みに何かを感じることができない人間、つまり暗愚。手前味噌のチープで猥褻で小市民的な欲求にしか正直になれない「馬鹿と貧乏人は犬猫を飼うな! 近づくな!」「要らなくなれば殺処分センターに持ち込んだり、ゴミのように捨てる暗愚に犬猫を譲り渡すな! オモチャのように売り渡すな!」
それしか言えない。

犬猫を虐待する奴や捨てる奴の方がほぼ何のしばりも掛けられず、さしたる咎もなく縦横無尽に世の中をスイスイと泳いでゆく。その一方で・・・

犬猫ボランティアをしている人間が些細なホコロビに言いがかりをつけられ針のムシロに座らされ激しい叩きに合う。何かが間違っている異様な社会だ。

99リス

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2014
01.21

「シッポ切られる」 同区内猫ボラから報告メール

Category: 速報と情報

2014
01.20

妖精バラタマタンが怒った

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                             大人になりかけの頃の

妖精バラタマタンが怒った】土曜日の夜、鉄腕ウンガさんに妖精バラタマタンの見守りをお願いした。事後の報告によると、バラタマタンの寝床Boxとトイレを掃除しようと、ケージに近づきドアを開けようとしたら、バラタマタンが「あんた誰?」と怒ったという。身を起こして意思を示した。
それを聞いてちょっぴり嬉しく。だが、砂漠の行路に蜃気楼を見るような「一時のぬか喜びのなぐさめに過ぎないのかな?」という色合いも心のどこかに消えないで漂っている。

でも、どうやらWキャリアのバラタマタンを乗せた終点行きのバスは少しスピードを緩めてくれたようだ。

妖精バラタマタンは、昨年の暮れあたりから、際立ってこの世のものではない「妖精」を思わせる面影度が増し、年が明けてからは寝たきりの状態で、生体反応らしきものがどんどん薄れつつあった。
呼びかけても目は見開くものの、何もかもが重力のおもむくままに儚く伏せてしまい、ぐったりしていることのみ目に見えて多くなって。
しかし、覚悟を決め、ケージに隔離し、皮下補液と栄養補給を心を鬼にして始めてから、微々たる変化ではあったけれど、少しずつ抵抗する力が強くなって来ているのを感じている。

「むりむり食べさせられるのなんてイヤなんだもん!」という風な意思が現われ。うずもれていた意思の力が命の水面上にまた浮かび上がり出している。
ケージ越しに名前を呼ぶと、妖精は息を荒くし、何度も呼びかけると、その都度荒くなる鼻息がだんだん“ゴロゴロ”と喉を鳴らす音に変化してゆく。喉を鳴らす音がケージ越しに聞こえるくらいに大きくなった。
羽根のように軽かった体重の手ごたえも気持ち若干持ち直しているような気さえする。

ソチ・オリンピックが開かれる頃まで。

梅の花がふくらむ頃まで。

空に桜の花を見上げる頃まで。

望み過ぎない目標を胸にバスストップを乗り継いで。行ける所まで・・・

どんな命にも必ず終わりが来るけれど、悔いを残す終わり方ではなく、悲しいだけの別れではなく、幸福な終わり方を探し求めて、妖精バラタマタンと今、命の乗り合いバスに揺られている。

命には、どんな命にも水面があり、顔がある。犬猫の命なんて世間の人にとっては道端の取るに足らぬ「水たまり」に過ぎないかもしれないが、犬猫の命の「水たまり」にその時その時の自分の顔を映して、本や学校では教えてくれない多くのことを学んで生きて来た。

親愛なる品川区のIMさま。鉄腕ウンガさんへのあなたからのメール。電話で読んで聞かせてもらいました。妖精バラタマタンへのさりげない気づかいが胸に深くしみ込みんで来ました。本当にありがとうございます。


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2014
01.19

「捨て猫」って何だ!

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捨て猫とは?】

①  自分が飼っている猫、飼っている猫が産んだ仔猫、もらい受けた猫を外に捨て、自分の生活圏内に戻って来れなくすること (一般的な「捨て猫」行為)

②  ネグレクト=飼育放棄
自分が飼っている猫を放し飼いにし、行方不明になったり、戻って来なくなっても探さない(動物愛護センターや地元保健所へも問い合わせてみるべき)
「いなくなっちゃった!」というのも「捨て猫」行為の一種

③  外で暮らす猫に一定期間の間、連続的に給餌行為をし続けながら、しかしある日突然、自分の都合で給餌行為を放棄してしまうこと 外で暮らす猫の食料補給路を絶ってしまうこと 
これも異種/変種の「捨て猫」行為

④  外で暮らす猫に連続的に給餌行為をしながら、不妊/去勢手術を怠り、仔猫を産ませてしまうこと 生まれた仔猫はTNRを怠った人の「捨て猫」ということになります

⑤  飼い猫/飼い犬を地元の保健所や動物愛護管理センターに持ち込み“処分”を依頼すること 
この行為は現在のところ合法だが、動物を強制的に死に至らしめるのを認識しながら公的機関に“殺し”を委託するのは虐待行為=古く悪い悪習 
合法ではあっても飼育の責任の放棄であり、法律以前に人間の品格が問われる行為 
飼い猫/飼い犬を保健所や愛護センターに持ち込む行為も「捨て猫/捨て犬」に変わりはない


99リス

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2014
01.18

馬鹿と貧乏人は犬猫を飼うな! 近づくな!

Category: メッセージ

2014
01.17

どうやら捨て子猫は複数!!! ~激しく怒ってる

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捨て猫】1月16日の記事の最後のエピソードは一匹の子猫について書いたつもりでいたが、どうやら同じ柄/同じ大きさの子が2匹以上、複数匹捨てられた模様。

昨夜の深夜。雪が空からハラハラ舞う中を活動の最終コーナーに差し掛かると、どこからともなく子猫が鳴く声が聞こえ、探してみたら生垣の中に前の日に見た子猫がチラッと姿を見せたので「ここまで来たの?」と思い、終着地点ハビタットまでガイドしようと呼び鈴を鳴らしながら「そこ」にたどり着くと、もうそこにはさっき見たのと同じような大きさ/色柄の子猫が鳴いて「そこ」にいるではありませんか!!!

「えっ、同じ子?」、「こんなに素早く?」、「あり得ない!」と、慌ててさっきの子がいた現場に引き返すと、その子はまだ生垣の中にうずくまり鳴いていました。

いくらなんでも瞬間移動なんてあり得るはずはなく、つまり兄弟の子猫が複数匹捨てられ、散り散りになったということでしょうか。

あー、何たる・・・

「んー!」

冷たく暗い天を仰ぐと、あらん限りの罵詈雑言が頭の中を駆け巡り。「捨てる子を産ませるな! 不妊手術の金がないような貧乏人は犬猫を飼うな! こんなことをする奴は地獄に堕ちてしまえばいい、このクソ野郎、とっとと身を滅ぼして死んじまえ!」って。
しかし・・・
正体の見えない悪党相手では怒りの鉄拳は出口なく、自分の胸を更に痛めることにしかならなかった。

どっちの子も「不安心と恐怖心」の真っ只中にあり近づけず、猫弁当を置いて立ち去った来たのだが、先々を考えると頭が痛くなる。暗澹たる気持ちになった。
捨て猫することがエンドレスに続く日本の社会風景=人心の荒廃。穴の開いたバケツで水を汲み運ぶとは正にこのこと。
やってもやっても果てが見えない。捨て猫をやめさせる妙案を誰か教えて!!!

生まれて三/四か月に満たない小さな子が、寒空の下に怯え、さまよう。本当に可哀相に。散り散りになって。

こういうことを平気でする奴を「人間の屑」言わずどうする??? こういう奴を野放しに放置している政治や社会や町の空気って、いったい何?


99リス

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2014
01.16

凍てつく寒さに捨てられて Ⅱ

Category: 地域猫活動
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                                           みんな捨て猫だった

凍てつく寒さに捨てられて Ⅱ 】昨夜も凍てつく寒さだった。手袋を二枚重ねにし、ソックスを二枚重ねにし、首元にマフラーを二枚グルグルと厳重に巻いて。それでも忍び込んで来る背中の寒さ、指先の痛みに変わりはなかった。
0℃、鼻水、白い息、氷漬けのような足元。「寒いなぁー」と一人愚痴り、各地を回った。

いつも通りの手順で、いつも通りの地域猫活動。・・・途中までは。

巡回中盤。水辺のハビタット(生息地)で、ジャンパーのフードで風を避けながら、せっせと作業にいそしんでいると、生垣からガサガサっと音がして、突然“そこの常連ではない猫”が顔を出し、すぐに藪の中に消え去った。
12月9日の記事に書いた猫だった。道を一つ越え、そこを安心の場所として見つけたのだろうか。
ダークなキジトラ。ずんぐりむっくり。シッポが丸く、顔は上下からサンドイッチのように押しつぶした感じのファニーフェイス。
再び藪に姿を消す時、後ろを振り向き、ほんの数秒立ち止まったのは何らかのパフォーマンスのような気がした。
「ぼくを覚えといて」と。体型や体の大きさから察するに男の子だと思った。間近で観察するのに1カ月かかった。

水路のハビタットをあとにして、さかのぼり辿り着いた袋小路。逞しいガタイの二頭の猫が根城にする「風だまりのハビタット」。
しかし、そこでも自転車のストッパーを止めるやいなや、馴染みではない猫が猛然とダッシュして逃げ去って行った。たぶん、12月17日の記事に書いたあの子だった。
初めて姿を見た時の記憶では「黒猫?」と覚えていたが、一目散に駆けて行く足には白いソックス模様がついていた。これもここまで確認するのに一カ月。
これからどこまで近づけるのか? 近づいて来てくれるのか? 安定した根城が決まらない限り、TNRなど手も足も出せない。

そうして、転々と各地を回り、地域猫活動の終着駅ターミナル。いつものように決まった場所に猫弁当を置こうとすると背後から「アン アン」とかすれた猫の鳴き声がした。子猫独特の声だった。
小道路を小走りに駆けて来るのは、まぎれもなく1月11日の記事「凍てつく寒さに捨てられて」の中に書き込んだ“あの子”の姿だった。やっぱり子猫だった。
あの地で先住猫に追い立てられ、逃げ込んで来た先がそこだったのか? 寒空に必死な小さな姿が痛々しかった。

さて、これから先。この三匹の猫たちはどうなって行くのやら? 不安や恐怖にかられての挙動不審がいつ治まってくれるのか? どこを安心の地として定住してくれるのか? 今のところ、時間をかけ、待つしか方法がないのが歯がゆい限りである。
捨て猫をするとは、つまりこういうこと。・・・ひとつの命を路頭に迷わせ地獄に突き落とすということ。
私たちの活動がなければ、この子たちは、食べ物もなく、やせ衰え、寒空に点々と、か細く消えるが定めの運命だった。「何とかしなくちゃ」と気ばかりあせるが、どうしようもないことはどうしようもない。兎に角、待とう。


99リス

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2014
01.15

夏が好き? 冬が好き?

猫の郵便については はじめにを是非ご覧ください。アーカイブはこちらです。    4℃~2℃ 

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                                         遠く懐かしい夏雲の匂い

夏が好き? 冬が好き?】「夏が好きか? 冬が好きか?」と聞かれれば、持って生まれた資質や体に感じるイメージから何のためらいもなく「夏!」と答える。だけど、地域猫活動の立場や視線から「夏がいい? 冬がいい? どっちが楽?」と問われたなら、「んー」としばし戸惑い「どっちもどっち」とあきらめの呈で投げやりな眼差しを送り返すことになるのだろうか?

夏の悪魔も冬の悪魔も、悪魔は悪魔。どっちもどっちだ。

夏の活動の辛さと冬の活動の辛さは比べて天秤にかけられるような類いのものではなく、どっちの季節環境でも外で暮らす猫たちの境遇と地域猫活動のしんどさは辛く厳しいことばかりの連続。
夏には「早く涼しい風が吹くようになってくれないかなぁー」と切に願い、冬は活動現場で空を見上げ・・・病気の猫がまどろむ窓辺で・・・「春よ 来い!」とキリンのような長い首になって願っている。

「あと二現場で終わる。あと一現場で終わる」と連綿と繰り返す日々に唯々耐え抜く。
それは本当にどっちもどっちのしんどさ、やり切れなさ。
高温高湿度の夏がためこむ疲労と冬の厳しい寒さから受ける痛さとダメージは、やり場の無さという点では「どっちもどっち」、それ以外の言葉は見当がつかない。
外猫活動は夏に辛く、冬に辛く。季節の変わり目の天候不順に辛く。梅雨期の多湿や秋の長雨に鬱陶しい気分になり打ちのめされ。それに雨・風・台風の参戦に不意打ちを喰らわされる。

良い時は望むようにそんなに長続きしはしてくれない。

それが自然現象相手の地域猫活動のさだめ。

そして、連日の活動から受ける体の痛み、心の痛み。
でも、この“体の痛みと心の痛み“こそが、実は外暮らしを余儀なくされた「猫たちの痛み」そのものなんだと、やってみてつくづく分かったことだった。
これだけは外からのチラ見では分からない体感であり、体得だった。

だからこそ言える、捨て猫はいけないことなのだと。それは、人間性の否定、人間性の死、万死に値する罪なのだと。

外で暮らさざるを得ない猫たちの抜き差しならない痛み。つまり、外猫とは何かと言うと「恒常的な虐待状態」に置かれているということ。今夜もウェットフードを程よく温めて地域猫活動に出かける。


99リス

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2014
01.14

バラタマタン ~妖精のまどろみ

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無題
                               Andrew Wyeth

バラタマタン妖精のまどろみ」】15日の天気予報、東京に「雪の予報」が出ている。気温もどうやら最低が0℃と低く、最高は5℃までしか上がらないらしい。寒さがいよいよ加速し佳境に入ってゆくようだ。
きびしい冬の長いトンネルへ。
ここの所の加速度を増す風まじりの冷たい寒さは、胸騒ぎや気がかりな問題を抱える身にとっては傷口に塩をすり込まれているような気分にすらなる。

ふと考え込み、背中の寒さや指の冷たさで我に返る。余裕の無さを気づかされる。

家では要介護の三匹の猫たちに時間と心を吸い取られ。鉄腕ウンガさんの家の慢性口内炎の猫も容態がなかなか安定しない。地域猫活動で外に出れば出たで、夜な夜な色んなことがあり、最近捨てられた三匹の猫たちの挙動も不安定なまま。「阿修羅の手があれば!」と真剣に思う。

ホットカーペットの上のケージの中で心細そうな目をしているダブル・キャリアのバラタマタンを残し外に出かけるのも辛く、さりとて出かけなければ外猫たちを兵糧攻めの憂き目に遭わせることになる。
薄氷を踏む思いがすると言ったら良いのか、何なのか?
行く手が定かではない薄氷(うすごおり)の上で、立ち止まるのが許されないマインド・ゲームを仕掛けられているような座りの悪い感覚の毎日だ。

寒さに拍車がかかる加速度と共に妖精バラタマタンの病気の深度は深さを増し、連日の栄養補給や皮下補液のたびにその生体反応は薄くなっている。反応が弱く、抵抗がなくなり、その分、補液も食事介護もスムーズなのだが、何故か切なさがよぎる。
ケージの中からしていた自己主張の鳴き声も今は途絶えることが多くなり、シーンと静まり返っている。

もう病院に行ってできることは何もない。

抱っこして腕の中に抱きすくめれば、重力のままに首を横たえ、まどろむだけ。
でも、夜の皮下補液の時、あやすために指で首筋や鼻筋を撫でていたら、聞こえるか聞こえないか分からないくらいの微かさで、バラタマタンは小さく 「ゴロゴロ」と喉を鳴らしてくれた。

恥ずかしがりやな性格で、いつも控えめ、そしてハンディを持ちながらも小さな体でけなげに生きて来た妖精バラタマタンの6年数カ月の星霜の道。・・・願いは、たった一つ。その道が滑るようになだらかであることを。

薬がもう効かなくなっても、医療に見放されても、食べ物を受け付けなくなっても、命のつながり合いには最後に残されている「力」がある。そう信じている。・・・「愛」という名の力、魔法。

今、ケージの中に身を横たえるバラタマタンのまどろみに寄せる思いは唯それだけ。


55cubdo

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2014
01.12

妖精バラタマタンの病状

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妖精バラタマタンの病状】我が家の可愛い猫バラタマタンは、とうとう猫の姿かたちを超越し、悲しいかな体重を測るのもためらうくらいの、妖精のような存在になってしまいました。

そして、二日三日前からは自分ではもう自発的に何も食べなくなり、足しげく通っていたキッチンに出向く行動も止めてしまい、ただ静かに寝ているだけです。

しかし、治療食を強制的にでも口に入れてあげようとそばに近寄ると、その逃げ足はとても速く、仕方がないのでホットカーペットの上に平屋ケージを設え、いつでも食事介護と皮下補液がし易いように、そこで暮らしてもらうことになりました。

「補液と栄養補給を!」と抱き上げると、その体は羽根のように軽く、嫌がり抵抗する体には跳ねのける力はもう残っていません。でも、目と声にはまだ生命力があるので諦めずに見守り続けようと思っているところです。

時折、ケージの中から「外に出たいよ」と妖精バラタマタンの声がしても、心を鬼にして人間の方も耐えなければいけない。今は、互いの「忍びの時」です。
時々、機を見て、ほんわかと誰にでも優しい猫アテニャンにケージの中に看病に行ってもらっています。


55cubdo

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2014
01.11

凍てつく寒さに捨てられて

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風のガーデン/捨て猫事件】朝夕の寒さがここの所いっそう厳しさを増している。空気の中の棘、針刺すように痛む寒さ、背中に指先に。夜吹く風が背を丸めるのをあざわらい、思いっきり逆巻いてくれやがる。

去年暮れ、活動現場に相次いで二匹の猫が捨てられ、年が明けてから、またまた湾岸の別の現場に一匹の子猫が捨てられた。

心の中に自然由来ではないアナザー・ウィンドが「ヒュー」と過ぎ、吹き抜けていった。

大人の猫にはまだ達していない子猫。藪から脱兎の勢いで飛び出し、弾丸のように大きなビルめがけて走り去っていった、一瞬の出来事。
薄い色の茶トラでシッポは丸かった。確認できたのは唯それだけ。

現場ロケーションは住宅地がなく、大きい道路や水路で遮断され、子猫一匹でたどり着ける場所ではない。
そして、そこではみんな数年前にTNRを完了していて、子猫が産まれる原因はなく、体型や毛の色を考えても心当たりがない。つまり、捨て猫。

帰巣本能を遮断するロケーションを選んで。 

「捨て猫」するとは、自己の行為に責任がとれないということ。“命の痛み”に思いを寄せられない特殊な病気にかかっているか、それとも切り裂きジャックのような「精神的無痛症」何がしかの疾患を患っているのか、そう考えるしか埒があかない。そうでなければ、生まれつきの粗悪な悪党なのか。

あの地は冬になると、来る日も来る日も強風吹き荒れる「風のガーデン」
あの子は、吹きすさぶ寒風に煽られ命を落とすことになるのか、先住猫に受け入れてもらえるのか、それとも私たちの活動の手の平の中に無事に入ってくれるのか? 風は知らない。

命を弄ぶ風は気まぐれ。風を意のままにたわめる力は私たちにはない。


55cubdo

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2014
01.09

12月、今月のありがとう’2013

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                            昨日の記事・小窓の子猫はこんなに大きくなりました

A Thank-You Note To Our Friends】年末に駆け込みのTNRがあり、年末年始に難問・奇問・珍問と相談事を受けたり、またつい2日前(8日)にも湾岸で子猫捨て猫事件がありまして。本当に風に追い立てられるようにカレンダーがめくれ、気になりながらも「今月のありがとう」記事に着手できないでいました。

手厚い支援を頂いている方々には月末の報告が遅れ、申し訳なく思っています。

目黒区MNさん 練馬区SHさん 港区KKさん 港区MTさん 品川区IMさん 横浜市IMさん 東久留米市HYさん 中野区のYTさん 港区YMさん 港区ATさん(12月中にゆうちょ銀行から通知で確認できた方々です)
港区のYMさんからはクリスマスの年会費と新たなフォスター・ペアレントのご寄付を、練馬区のSHさんからは早々に来月分のご寄付をお年玉付きで頂きました。

本当にありがとうございました。

そして、愛媛県MKさん 品川区KMさん  港区MMさん 港区WMさん 港区Kさん 港区UAさんたちからは2013年に折にふれグッドタイミングの物資支援やご寄付を頂いています。

皆様には一年を通しての心からの感謝のお礼を申し述べます。

今月の買物ラプソディ】活動の命綱のキャットフードには、春から値上げ兆候が既にありました。
夏には目に見えて価格が上昇。秋になると、どのフード会社もパッケージを変え、製品をリニューアル値上げ。
これに対抗するため、旧タイプを在庫している問屋さんなどを虱潰しに調べまくり、まとめ買いをし、セールがあれば足を運びました。

そして現在、ネット上のショップや店頭からは旧タイプは消えて無くなっています。
また、大型ハビタット(生息地)で重宝していた400g入り「ジャンボ缶」は製造中止&廃番になり、他の組み合わせで代用しなければいけないので頭を痛めています。

「黒缶」は「黒缶PRO」と名を変え、以前は200円弱で買えていたものが298円へ大幅アップ。某巨大ペットショップで248円のセールがありましたが、仕事上の都合で閉店時間に間に合わず買うことが出来ませんでした。
「魚正」も200円強で買えたものが258円。ドライフードも勿論値上りしています。
軒並み値上げのあれもこれも、その原因は全て政治誘導の円安によるアホノミクスせいだと思うと頭に来ます。怒髪天を突くです。

今年、「猫の郵便」の保護活動下に新たに参入した猫さんたちはしばらくの間、飢餓期間があったためか、食欲はいまだガツガツと旺盛ですので、割安なジャンボ缶や黒缶を多用して来ました。しかし、ジャンボ缶がこの地上から消え、黒缶も魚正も大幅に高くなり、この先消費税増税の大パンチが来たらどうなることやら、「トホホホホ」なのです。

しかし、猫の郵便のジェイ氏は「出来ないことはない。不可能はない。そういう時こそ頭を使って考えればいい。頭は使うためにある」と言います。だから、まとめ買いしたフードを使い果たす前に、今までと変わらないレベルの給食を、予算とにらめっこで無い知恵を振り絞り考えてゆきます。

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ある時は心に残る言葉を、ある時は大事な金銭を、ある時は気づかいの物資支援という形で、見守りの温風を送って下さる皆さんの心穏やかなる一年を祈ってやみません。
活動はまだまだ続いて行きますので、これからも遠く近く見守りよろしくお願いします。(鉄腕ウンガ)


55cubdo

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2014
01.08

善良なる市民を装う衆愚の凶暴さ

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善良なる市民を装う衆愚の凶暴さ】しかし何でしょうか。犬猫を飼う人/犬猫を持て余す人など犬猫に関わる人たち以外に、普段は犬猫のことなど気にも留めない人までもが、そして一般の多くの人たちまでもが、町の「保健所」を犬猫の殺しの場所だと思い込み、広まっている、そう刷り込まれている。
これは長きに渡り培われた空気、行政サイド広報の連綿とした怠慢です。
行政は市民のおごりと衆愚の邪悪さの便利屋や処分屋ではないことを明確に表し、大衆社会に広く浸透するようにすべきです。

そうでないと、街角での地域猫活動家への舌先三寸の間違った口撃は後を絶たず凶暴化してゆくことになる。1月6日の記事「逆襲のポイント」の事件のように。
保健所を猫の殺し場と思い込み、トラの威を借りて居丈高に馬乗りになって口撃を仕掛けて来る人たちを何度となく見て来た。
彼ら善良なる市民の仮面をかぶった衆愚は、警察や保健所などの公的機関を自分の後ろ盾と見立て、ありとあらゆる言葉の斧を振り下ろす。
行政の曖昧で八方美人的な態度が市民の突発的な凶暴性のトリガー(引き鉄)になり結果的にプロデュースしている気がしてならない。

少なくても東京・港区の犬猫行政では「電話一本で猫を処分します」なんていう野蛮は先ずありません。頼んでも区役所や保健所は猫の捕獲は兎に角やりません。
何故ならば、猫は動物愛護法枠内の保護動物だからです。放し飼いの猫と野良猫と地域猫の区別をどうやって付けますか? 役所は法の下に動く機構、だから苦情や依頼があったからと言って、殺し目的の猫の捕獲はできないのです。

環境省は、「街の野良猫問題」の一番の解決法に「野良猫の地域猫化」を推奨しているけれど、これも実際全然浸透していない。今まで延べ300人超出合った警察官の誰一人として「地域猫」という言葉を聞いたことがないと言っていた。
捨て猫問題も犬猫の殺処分問題も、実はこの国の隠れた大きな社会問題なのに、担当行政機関が広く知らせようとスピークしない。啓蒙しない。
ここに馬鹿が鵜の目鷹の目に発生するのです。刹那の無用な争いが発生するのです。

保健所は殺しの機関、「地域猫」は知らない、こんなんじゃあ後進国性丸出しの赤っ恥。リードすべき行政機関が市民に何も知らせず愚民のまま据え置いておくという態度と怠惰が、市民同士を争わせる閉塞状況の舞台演出に事実上なってしまっている。
無知だから凶暴になる。馬鹿だから歯止めなく凶暴になる。
当世、何でもバッシングのこの時代背景、温床は「無知」と「馬鹿」にあると見た。

数年前のある夜のこと。老婆が陰険な顔をしてツカツカと歩み寄って来た。そして嬉々として「猫二匹、保健所に連れて行ってもらったわよ、ホントはもっと捕まえればいいのよ」と得意満面、してやったりの目をして。麻布某町で。
後で知ったことだが、白人女性二人が路地のすき間で猫二匹が死んでいるのに気付き、某動物愛護団体を呼び狭いすき間に入ってもらい収容したという話。
老婆は何とかして、連戦連敗の私に嘘でもいいから一泡吹かせ溜飲を下げたかったのだろうが、猫であろうが、命を死に至らしめて喜び、溜飲を下げる、これを凶暴と言わず何と言えば良いのだろう? 市民社会に心の闇が酸っぱく根を下ろし、小さな凶暴がどこから飛び出して来るのか分からない恐い世の中になった。
善良なる顔をした悪意に打ちのめされたことはありませんか?


99リス

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2014
01.07

不確かな身元のメールには返答しません

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メール】忙しいことが理由の一つですが、頂いたメールへの返事はメンバーの方たちを優先することを原則としています。

不確かな身元のメールには返答しません。

右も左も分からなかった当初はメール一つ一つに丁寧に答えていましたが、それが「なりすまし」だったり、放火魔のような怪情報だったり、女子学生や獣医を装っていたり、それらが分かるにつれメールが恐ろしくなってゆきました。

年末年始、やはり奇怪なメールが数件寄せられ、しかし身元(アイデンティティ)を名乗らない情報や意見は信用するに及びませんでした。怪情報と見なさせて頂きました。


55cubdo

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2014
01.06

逆襲のポイント

Category: 地域猫活動
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逆襲のポイント】はい。昨日の記事のつづきです。事件は進行中で着地点がまだ見えていないので全容を伝えることは控えますが、地域猫活動でよく起こりがちなことです。
それはある方のメールから始まりました。上の写真、もうこの世にはいない、ジプティー君、この子の体の異変をいち早く察知し知らせてくれたのがこの方との出会いでした。

名前はATさん。優しい人です。もらわれて行ったスーパー・ピノコの口内炎治療の投薬を手伝ってくれたのもこの方です。
ATさんは、私たちの活動のサポートをする傍ら、住まいの近くでも外で暮らす猫たちの世話をしていました。
ところが年明け早々、猫弁当を配食している時、「エサやりをするな!」と乱入者が突如現れたのです。
私たちも幾度となく経験しています。

こういう時の彼らの言い分は、場所と人はちがっても異口同音に判で押したように同じ文句(フレーズ)を口にするようです。
「お前らがエサをやるから野良猫が増える」「車が傷つけられたから警察に通報する」「保健所に通報して処分してもらう」「そんなに好きなら家につれて帰れ」「世の中、困っている人やホームレスがいっぱいいるのに猫ごときで何をやっているんだ」「誰もそんなことやってないじゃないか」「お前の頭は猫並みだな」「公序良俗に反することだぞ、法を守れよ」雨あられ・・・

これらの言い草は私も経験的に耳にタコができるくらい聞いて来ました。現場に立ち会わなくても、相手の言葉の表情や顔の表情、手にとるように分かります。
そうして、結局ATさんへの言いがかりは警察を呼ぶまでに至り、警察署(交番?)まで連れて行かれ、活動を止めるように注意を受け、それを約束させられ、ようやく解放されたということでした。
んー、犯罪事実がなくても警察に連れて行かれる。恐い話です。まるで統制国家のようです。

まず言わずにいられないことは、この国で外猫に給餌することは犯罪として法で定められてもいなければ、罰則規定もありません。
それを一警察官が「法」の知識もなく、官憲の威圧感でATさんの心の内側に手を突っ込み、「活動を止めろ!」と意思を強制=命令するって、何? 該当する法律名を言ってみろ!

猫がその人の車やタイヤに傷をつけたかどうかは裁判で係争するものであり、一警察官が罪のあるなしに決定権を持ち、所属会社や連絡先をちらつかせ、威圧をかけるのは、あきらかな越権行為です。ATさんは罪に当たる行為は犯してないのですから。
本当に猫に車を傷つけられたと言うならば、その人は被害を証明し、被害届をまず提出すべきです。話はそれからです。
でも、きっと「被害」は大げさな「いつわり」なのです。何故ならば、どうして、その時、その人は、損害賠償請求しないのですか?

言いがかりのための言いがかり。相手を貶めるための言いがかり。言葉は踊る。そして、そいつは口が興じるにまかせ言ったそうです、捨て台詞を。「次に見つけたら保健所に通報するからな、結局猫を殺すのはお前だ」と。
なーんだ! 本心はそれか! 「正体見たり」です。 そいつは町の保健所を猫殺し屋と勘違いし、保健所に通報すれば猫を抹殺できると思い込んでいる。そして安い論理で自分の罪の意識を他人になすりつけ清算しようとする浅ましさ。警官も含め市民もみんな、日本の動物民度などこの程度のものです。何も知らない。知らなすぎる。うろ覚えの不確かな民間伝説を足掛かりに自らの空論をまくし立てるのは、いつも通り。

たぶん、環境省が野良猫問題の一番良い解決方法が「地域猫活動」と認めていることすら知らない。

ATさん、逆襲のポイントはただ一つです。それは「勉強と経験」です。
野良猫問題と地域猫の概念をしっかり勉強し、体得し、警察と衆愚をガイドして上げることです。
私は年に60回ほど、検問やパトカーや自転車乗りのおまわりに呼び止められるけれど、そのたびに名刺を差し出し「猫の福祉活動」の説明をし始めます。これが経験です。警察は最初は自転車の登録確認を装っていますが、警察が不信を持つ前に自分の身分=動物救済活動の正当性を証明するのです。
「野良猫の不妊・去勢手術をし、猫が増えないようにし、捨て猫問題が良い方向に向かうように」している活動であり、TNRのためには「給餌は欠かせない活動の一環」だと言えば良いのです。反論に対しては「では、あなたは何か別の良い対案をお持ちですか?」と柔らかく切り返す方法があります。



しかしですね。衆愚は本当に困ったもんですね。馬鹿なのに自分が一番頭がいい=正義だと思い込んでいる。
あれは数年前のこと。人猫共生会議にTNRを依頼した時、作業中に誰かに通報され警察がすっ飛んで来たこともあったっけ。共生会議の人、時間をロスし、集中力が切れ、作業お流れ。
私もやはり、麻布某町でTNRでウェーティング中に通報され、おまわり4人に包囲されたことがありました。理由は夜なのにサングラスをしていたからヤクザだと思ったとか。本当に馬鹿馬鹿しい。

ATさん、衆愚の戯れになどにムキになる必要はないです。蝶のように舞い、ひらひらとかわす術を見つけ、蜂のように密(知識と経験)をためる。
勉強と経験」が不幸な境遇に身を置く猫さんたちとあなたを助けてくれるはずです。
世の中の烏合の衆=衆愚の凶暴さと警察の横柄さがこれで分かったと思いますから、これをひとつの経験とみなせば良いのです。


55cubdo

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2014
01.05

年末年始~乗合ネコ馬車狂騒曲

Category: 地域猫活動
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                         幸せになったピノコさん

年末年始乗合ネコ馬車狂騒曲】オムニバスをムリムリ日本語化すると「乗合馬車」になるそうです。年末から年始にかけて「猫の郵便」に起こったことを大ざっぱにまとめてみました。

年明けの元旦は寒さがゆるみ和みのある夜明けでした。渇いた空に、渇いた太陽。渇いた国に、渇いた人々。
お正月もクソもあったものじゃない目くるめく忙しさに、見上げた空に思った気持ちも思い出せない渇き切った自分がいる。

今年の東京は渇いた冬。渇いた風に煽られ、時間が来れば外猫活動にすっ飛んで行く。
寒さ、疲労、眠気、深夜の孤絶感ただよう作業などで、つらいこともあるけれど、このつらさがなければ外で生きる猫たちのいつ果てるともなく続く“つらさ”は身にしみない。分かりっこない。「さあ、行こう」っと、ってね。

では、乗合ネコ馬車狂騒曲を始めます。

まず、横浜にもらわれて行ったピノコさんは順調に家猫の階段を一段一段踏み固めています。メール便で送られて来た写真のピノコさんは穏やかにふっくらとし、毛艶も良くなり、家の中では自然のままにさせているということです。
ピノコさんの去年の今頃を考えれば、万々歳です。

一方、我が家の二匹の腎臓病の猫の補液と投薬は、色んな時間の制約に追われ大わらわ。大人しいアテニャンの場合は何の問題もなく点滴に応じてくれるけれど、勘の働くポポフ君はそれと分かると、スワッと逃げ足の速いこと速いこと病気だとは思えない快走を見せています。毎日あの手この手の騙しっこの苦心惨憺です。

Wキャリアのバラタマタンはむずかしい領域に入っていますね。んー。正月三が日が明けるやいなや病院で体力保全の調整をしてもらいましたが、どうなるのか? これで良いのか? 
悩ましい日々を重ねています。
だけど、バラタマタンは近頃、寝起きの私のそばにやって来てちんまり座り、何か言いたげに見つめるのです。
背や頭をしばらく撫でていると、少し幸せそうな顔をしてくれます。背中はもうゴツゴツと骨をなでているようなやせ方です。んー。



年末にTNRをし、リリースした四匹の外猫たちはリリースした翌日の猫弁当に全く手を付けず心配していましたが、今はもう大丈夫。だんだんしっかり食べてくれるようになりました。
でも、警戒バリアは以前より強固になり、なかなか目視できるところまで近づいてくれません。気長に待ちます。

そして、ロングバケーション・シーズンの地域猫活動の良いことと悪いこと。良いことは長期間の休みで勤め人が出勤せず、街がひっそりと静まり返り、活動がしやすかったこと。人がいないって、こんなにも素晴らしいと、開放感を味あわせてもらいました。シースルーに見渡せるまるで解放区のような街々を自在に走り回った心地良さ。

悪いことは、普段の不良餌やり行為の実際があからさまになること。それはまるで水を抜いたプールのように。あぶり出しの絵柄のように。・・・だから、通常の2倍の給食量で対応しました。
見慣れない子が腹をすかしてあぶれ出て来たり。「こんな子がいたの?」「見なかったけど、生きてたの!」と、びっくりしたり。
キャットフードの量がかさむことに不快なのではなく、休みの時は外猫のことなど知らんぷりでケツをまくれるその神経、その根性が理解しがたいのです。所詮はなぐさみもの。
・・・休みが明けたら、また何食わぬ顔でバッグに猫フードを忍ばせ出勤して来るのでしょう。セルフィシュなご都合主義動物愛護精神が何より不快なのです。



年末年始はTNRの狂騒以外に、一つ二つ不穏なことがありました。一つは年明け早々藪から棒に、自分の地域猫活動の肩代わりをしてくれと、ぶしつけなメールをもらいました。
今でも手一杯で3人で手分けしてやっと維持している活動なのに、こちらの事情も察せず、自分の言い分を一方的に火を吐くように書きつけ、送り付けられた無礼なメール。
人に何かをお願いするのなら、手続きと礼儀と打診ってものがあるだろうと、怒り心頭に達したお正月。
活動に疲れ「辞めたい」と言い出す。「どいつもこいつも何てこっちゃ」と短い髪が怒髪の勢いになったけれど、寒空の下に兵糧攻めになる猫たちのことを考えれば何とか解決策を見出さなければ。

戦争でも何でも始めるのは簡単だけれど、物事終わらせ方にその人やその国の品位や真価が見えてくるというもの。

もう一つの不穏な件は、活動を通じて友だちになった人が10数匹の猫をめぐり、傲慢な一部地域住民に脅された件について書きたかったのだが、時間が来てしまったので後日に繰り延べます。
10数匹の猫が冬空の下で路頭に迷わないように方策を考えている真っ最中です。


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2014
01.03

他への思いやりの少ない社会に寂しさを感じたお正月

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他への思いやりの少ない社会に寂しさを感じたお正月】トップの写真に獅子。いにしえの時から獅子頭は日本各地に伝わるお正月や晴れの行事の縁起物。厄病退治や悪魔祓い、そして「幸せを招く」と古くから言い伝えがある。
しかし、政治の空から射し込んでくる雲行きを考えると、獅子頭の威勢むなしく晴れ渡るような明るさはこれからあまり期待できそうにない。時代に社会に嫌な空気がただよい始めている。

つまずかないように。暗い夜道にはまらないように。ボチボチ行こう。

年賀状を頂いたマルコ・ブルーノさんは、よく政治家や官僚の頭に「タコ」とくっつけて“タコ政治家”と口走っているが、こんな政治家を選んだのは国民。選挙に行かず政治の暴走を許しているのも、タコ政治家やタコ官僚を許しているのも、国民/市民の責任、そして無責任。

何も言わず、何もせず、世の中の不正に立ち向かわず、ただ良い暮しだけを欲しがるのでは虫が良すぎる。
外の猫だって、ウチの猫だって、嫌なことは「嫌だ!」と表現する。うれしい、悲しい、恐い、楽しいという感情を表して生きている。
ところが、この国の人たちは何を問うても、Yes or Noをハッキリさせず、生体反応があまりなく、「自分」を表さず生きている。それでもって、初詣に我先に出向き、何を願うのだろうか?

カウントダウンや初詣に向かう黒山の人波を背に、私たち地域猫活動が向かう先は、外猫たちが暮らす哀しみの街角。
背中に感じた祭り気分の賑わいの空しさ、自分のことしか考えない大多数への寂しさ。
社会に明るさや文化の百花繚乱がなければ、私の場合は「幸せな気分にはなれない/幸せはやって来ない」と、そんな風に感じるのだが。
これから消費税増税→マイナンバー法(国民総背番号制)→特定秘密保全法→共謀罪→憲法改正と続く道の先に、物も言えない真っ暗な統制社会が待ちかまえていると思うと、気が重くなる「お正月」だった。

物が自由に言える幸せ、失くしてから分かるのでは遅すぎる、そして遅すぎた愚痴は「お馬鹿の遠吠え」になるのだ。

他の幸せを願って、自分の幸福とする、これでバランスをとって生きてゆく、この生き方や人間観が絶滅危惧種の道をたどり、もろとも崩れ去ってゆくのだろうか?


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2014
01.02

Marco先生からの年賀状

Category: Friendship
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Marco先生からの年賀状】マルコ・ブルーノさんから2014年元旦、年賀状を頂きました。「マルコ・ブルーノって誰?」って? はい、知らない人は知らなくていいです。

犬猫ボランティアの世界でもっとも尊敬する人。言葉の背後の身体感覚が確かな人。軽くない人。ぶっちゃけてもいる人。ストレスフルな世間から飛び散る猛毒や毒素をアルコール消毒する人(こちらも同じです)。

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こちらからも 「マルコ先生 あけましておめでとうございます 今年もよろしくお願いします」と伝えます。

写真のマルコ先生はすこし疲れて見えますが、これは動物ボランティアの宿命ですね。

周りから今年の抱負は? と聞かれ、「まじめに活動する。まじめに行動する。しゃべる言葉や書く言葉にまじめに向かい合う」と答えました。

固有の言葉を失う時、人は軽い人間になってしまう。そして“軽~い人生”を受け入れるのだと思います。マルコ先生を手本にします。

「マルコ先生」と記したのは、尊敬の気持ちからでした。


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2014
01.01

あけましておめでとう

Category: Friendship
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                                            初日の出2014

2014年1月1日】2013年が暮れ、2014年が明けました。日の出の空は雲ひとつない晴れ渡る空でした。
「新年 あけましておめでとうございます」「猫の郵便のメンバーのみなさん 昨年は大変お世話になりました  今年もご支援・ご意見・応援と見守りよろしくお願いします」

メンバーのみなさんには普段お返しを何もできないでいるので、湾岸に出て初日の出をカメラに収め、お届けしようとがんばりました。みなさんの一年が良い年になりますように。
夜明け前の深い青の空が刻一刻と次第に色を変えてゆき、水辺から鳥がいっせいに飛び立つ。・・・おごそかで壮麗な日の出でした。

クリスマスから年末へ、大晦日からお正月へ。人の世の祭り事でせわしい時は、外猫活動は何かと気を使わなければいけないことがあります。特に大晦日の夜は近くの増上寺や東京タワーにカウントダウンや初詣を目指した昼間のような人出があり、例年変則的な活動を強いられます。

人の世の祭り事と寒空の下で暮らす猫たち。そんな時こそ地に足をつけた活動。普段と変わりない態度で行動することが大事だと思っています。
待つ猫、寒さで目を腫らす猫、初めての冬を経験する猫、みんなにひもじい思いをさせないように。悲しい思いをさせないように。(鉄腕ウンガ)


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                                         ゴールドの道 良き年を

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