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2014
11.17

お主も悪よのう はっはっはっはっ

猫の郵便については はじめにを是非ご覧ください。アーカイブはこちらです。   15℃~9℃   

ホンシュウジカ
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【お主も悪よのう はっはっはっはっ】静岡県農林技術研究所森林林業研究センター大場孝裕上席研究員らが、野生の二ホンジカを簡単に殺す画期的な方法を開発考案したそうだ。先週末にネットをにぎわしたニュースだ。
それは、反芻動物の特有の体の仕組みである「『一度胃に飲み込んだ食べ物を口に戻して徐々に消化する特徴』を利用する」もので、ターゲットのシカに硝酸塩入りの餌を食べさせ、「いったん硝酸塩が反芻動物の胃の中に入ると、細菌で硝酸塩が亜硝酸塩に変わり、そうすると赤血球が酸素を運ぶ能力を奪われ酸欠状態に陥り死に至る」、こういう「からくり仕掛け」である。
大場研究員らは既に今年の1月~2月に生体実験を行い、致死量も判明させたという。

このニュースにさらされ、脳裏をよぎったのは「お主も悪よのう はっはっはっはっ!」と高笑いする時代劇の悪代官のセリフであった。

記事ではシカによる食害を強調し、「シカ対策待ったなし」としているが、動物から自然を奪い続けている人間社会の罪の方は一体どうなるのだろうと大いなる矛盾を感じた。
自然の国カナダのように大自然に少しでも開発の手を入れるなら動物との共存のため「動物専用の道」を作るのでもなく、自然と動物の共生を図る一貫した理念や施策もあるわけではなく、邪魔になったから刹那インスタントに動物の方にどいてもらうという付け焼刃の考えの悲しくさもしい浅ましさだ。
自然破壊と環境破壊への大罪は人間の方が遥かに重い十字架を背負っていると言うのに
ベースになる自然愛の考えが最初からなく、一向に芽生えず、地に足つかず。ただ目先の殺しの成果効率主義だけに躍起になり血道を上げる行政サイドの考え方は本線を外しているように思える。
1000年〜2000年の悠久の時の流れの中で、何ら問題なく森と動物が共生した来たものを、ここに来て問題が持ち上がっているのは、一にも二にも人間が動物の暮しの場所を一気に奪って来たのがあらゆる原因にほかならないことを振り返って見つめてみるべきだろう。

大自然を人間の都合で乱開発し環境問題まで引き起こし、悪徳ペット業者を戒めることは一向にせず野放しにし、動物虐待が横行しているのに法整備もせず、形の上での「動物愛護法」があったとてその通りには施行されず市民レベルに浸透せず、しかし「二ホンジカを簡単速攻殺せる新発明」に行政職員が嬉々と色めき立つ姿は何かが大きくまちがっている社会のゆがみを感じるのを禁じ得ない。

今度の衆議院解散総選挙では700億円が使われるという。大義なき無意味な選挙に700億円が湯水のように使われる。けれど、何か問題があるたびに「今の日本には金がない」とさんざん聞かされて来たのに。・・・ボタンの掛け違いどころではない何かが大きくゆがんだ政治・行政の世界の限界が見えて来る。嘘が見えて来る。




輝かしいレジェンダリー・バンド「Queen」のフレディ・マーキュリーとブライアン・メイの名作「Is this the world we created」は「これが私たちが創造した世界なのか」と訳すより、「・・・私たちが汚した世界・・・」と訳出した方が良さそうです。

飢えるアフリカ、孤独、苦痛、不幸な子供たちが世界中に散らばっている・・・
                    ・・・これが私たちが荒廃させた世界・・・骨の芯まで・・・
」と。
響き渡る声に運ばれ歌われる「世界観」の哀切がひたひたとリアルに胸にせまる。


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