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2014
12.03

人生は残酷なもの

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【人生は残酷なもの】冒頭写真は往年の、そして世紀の世界的二枚目スター👉 アラン・ドロンの現在の顔と姿。かつて一世を風靡(ふうび)したレジェンドの面影は木端微塵に影も形もなく砕け散っている。時の刻みは残酷である。人生は残酷である。

アラン・ドロン。1935年生まれ。79歳。寄る年波には誰も勝てないと思う向きもあるかもしれないけれど、私はそうは思わなかった。彼の内面の無残を見たような気がしたからだ。

そこにあったのは野放図に生きた意識なき「」の表れ、集大成に他ならなかった。考え、事に当たり、壁にぶつかりして形作られて来なかった顔。金、女、無教養、欲求感情のおもむくままに生きた「それ」がアラン・ドロン/79歳の集積の現在なのだろう。

けれど、アラン・ドロンより2歳年上で81歳で逝去した菅原文太氏は、老いたとは言っても、少なくても人に見せる「」を最後まで保って生きた。死ぬ27日前に沖縄で見せた「」は、襟元のグリーンのスカーフ鮮やかに太陽の光をさんさんと浴び、今を真摯に生きている気力ある「面差し」だった。
菅原文太氏の遺言メッセージの一つでもある「自分の頭で考えろ」というのが何か何故か暗示的である。
つまり、考えることを止めた時に人は堕落する。考える面倒臭さから降りてしまった時に人は「」のバックボーンを失くし、「」を失くし、「」を失くし。「」を堕落させる。

アメリカ合衆国第16代大統領エイブラハム・リンカーンの有名な言葉「Every man over forty is responsible for his face/男は40過ぎたら自分の顔に責任がある」、やって来たことに付け焼刃の嘘やごまかしは効かない、それが男の顔だとリンカーン先生は仰っているわけですね。
今のデビッド・ボウイを見ても、年老いても声も発想力も現役の若い世代の音楽と混じって何物も失われていないその形と姿は、人間を形作るのは「意識」なのだと改めてまざまざと見せつけられる思いがしている。

かつてNHKが老いたサルバドール・ダリに取材を申し入れた時、ダリは姿をテレビカメラの前にさらすのを拒み、照明を限りなく落とした暗い部屋で影のシルエットだけの出演になったと聞く。老醜をさらすまいとしたダリの気位、気高い自分への価値観がそこに貫かれている。


そして、今現在。世界的に狂騒曲のようなアンチエイジング流行りが席巻しているようだが、グッズでも化粧品でも美容整形でも追いつかないのが〝意識〟⇄〝考えること〟なのだろう。人間のマントルは「意識」👉 考えることから遁走する時、顔も姿形もゆるみ逃げ去って行く。


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