FC2ブログ
2015
06.06

過去にシッポを切断された猫はもうこの世に居ないかもしれない

Category: 地域猫原点
猫の郵便については はじめにを是非ご覧ください。アーカイブはこちらです。   25℃~13℃ 

20年9月21日 043
猫の郵便 地域猫活動の発祥地のひとつ


【過去にシッポを切断された猫はもうこの世の中に居ないのかもしれない】地域猫活動を本格的に始めるいっとう最初のとっかかりになった湾岸に建つシーバンズ・ビルの水辺。写真が写す猫が、静香ちゃんなのか、後にシッポを切断されることになるイーディーなのか、姿が小さすぎて判然としないが、TNR(不妊手術)なしで放置されていた〝エリアの実態〟は2007年春の段階で15頭を超える大所帯にまでふくれ上がっていた。
15頭を超える猫たちはそれぞれに血のつながりがあり、静香ちゃんとイーディーは同じ茶白模様の姉妹で実によく似ていて、今となってはどっちなのかは、「んー」分からない。
後で鉄腕ウンガさんにディスクを借りて、ストック写真の中からイーディーの姿を探してみるけど、猫たちはこんなに危ない所に身を寄せ生息していたのです。

護岸工事された運河の陸と水面の関係は直角の絶壁、幹線道路から侵入する車と出てゆく車の雑然とした慌しさ、犬の散歩コースでもあり犬を猫たちにけしかけ遊ぶ人etc、けれど猫に「あっちに行っちゃダメだよ」というコントロールは利かず、思い起こせば数々の虐待事件も多発していましたっけね。
赤丸の危険地帯で本当に目が離せず、気に病む場所でした。
黒猫レイチェルが連れ去られたのもここ。赤ちゃんマチュピチュが捨てられたのもここ。ジプティ(後に毒殺事件で死亡)が捨てられたのもここ。健康そのものだったJ太郎やワサビや三毛猫リトや白黒タキシードやトラ白ノイマンがある日忽然と姿をかき消したのもここ。その他にも色んな事件が起こりました。
ですが、時は地域猫活動を始めてから8年の歳月。猫の数が減って目立たなくなり、残す猫が4匹となって、当初に比べれば近頃は「どこに猫がいるの」と深々と静けさ漂う佇まいです。

前段が長くなってしまいましたが、その生き残り組の中の一匹がここ一か月の間、全々姿を確認できていないのです。最後に見たのは5月初め、背中をさわり健康確認は毎日していたのだが、最後のタッチの記憶ではずんぐりむっくり立派な体つきでとても緊急を要する持病持ちとは思えなかったし、2012年冬にひいた風邪で顔が歪んでいて「猫の可愛さ」の枠からはてんで外れてしまっていたから奇特な人が保護したとも考えにくく、「交通事故 水の事故 体格立派な猫にありがちな心臓発作による急死」などと思いめぐらしてみるものの、地形複雑にして亡羊とした広がりに成すすべなく、あてどなく目を泳がせるばかりです。

シッポが切断される前はすぐに抱っこできる人懐こい猫だったっけ。TNR作業の時は捕獲機ではなく素手で捕まえてキャリーに入れ病院へ。けれど、2008年にシッポ切断事件が起きてからは、いつの間にか明るい性格に影が射し出し、挙動不審が目立つ猫になって行った。
それでも現場に到着すると、察して周りをウロチョロしてくれていたのだが、冬を抜け「いい季節になったなー」と思うやいなや、それを境にパッタリと姿が見えなくなった。永遠の命は望むべくもないけれど・・・
年は9才か、10才。運動神経抜群の女の子だった。しかし、人懐っこい性格が災いしてシッポを切られるはめになっちゃって。この事件は、大火傷の小猫の治療を引き受けてくれている品川の犬猫病院の先生も知っている。

地域猫活動は、管理する猫たちを自在に全部〝我が意の中〟にコントロールするのは最高級難度の至難の技中の技くらいにむずかしく、苦労したイーディーの生涯の最期を看取り「見送ってやりたかった」悔いが残るけれど、これも地域猫ボラが懐深く引き受けなければならない苦さ噛みしめる「蹉跌」なのだろう。

もしイーディーが天に召されているのなら、10年に及ぶ外暮らしの歩みに「本当にお疲れさまでした」とねぎらいの言葉をかけてあげたい。そして、心底から最大級に「安らかな眠り」を祈ってやまない。



活動向上のため 新規サポーターを 募っています


candle20a.jpg

おねがい】多くの人に知られ、多くの人に読まれ、広がるようにポチット・クリックお願いします。

にほんブログ村 猫ブログ 猫 ボランティア・保護活動へ
にほんブログ村

スポンサーサイト
back-to-top