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2016
01.10

デーヴィッド・ボウイ消滅の爆風が吹いた

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【デーヴィッド・ボウイ消滅の爆風が吹いた】何をどう言っていいのか分からない。何をどう感じたらいいのか分からない。外から帰って来て、いつも通りの習慣でニュース項目をチェックしていたら、「David Bowie dies of cancer aged 69(BBC News)」と字が並んでいた。目を疑った。
サイトをダウンして行くと、だんだんそれが事実だと分かった。デーヴィッド・ボウイが死んだのだ。
まざまざの現実を突きつけられ、爆風で胸の内が真っ白に抜けたような気がした。足下が引きさらわれた気がした。
そうです。紛れもない少年時代のアイドルだった。唯一無二の存在だった。生活の友だった。
少年の好奇心は、デーヴィッド・ボウイを起点にアンディ・ウォーホル(ファクトリー)やリンゼイ・ケンプやスタンリー・キューブリックやケラワックやバロウズやオーウェル等々をさかのぼり嬉々としていた。まるでキャンディ・ストアの子供のように。
こんなぼくでも、どんな変なことでも、人の目気にせず「自由に羽を伸ばして生きてていいんだ」と、知らず知らずの内に擦り込まれて行った。それは制限のない自由の獲得だった。デーヴィッド・ボウイ、その人はやがて「ぼくの魂の小学校」そのものになり、決して忘れはしないアルマ・マター(母校の校歌)となった。鳥が最初に見た人を親だと信じ込むように。

だから、D・ボウイがもう「この世にいない」と知った時、世界が光の量を半分以上失い、薄暗くなるようだった。

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YouTubeにはD・ボウイへの哀悼の言葉が星々の数ほど無限にひしめき合っている。同じような〝虚空〟を抱きしめ生きる人たちの「孤独な悲鳴」が痛いほど良く分かる。でも楽曲の無料配布などから、薄々「デーヴィッドの最期が近い」のをどこかで感じていた。
2015年のクリスマスソングは弱い者や差別されている者へ身を寄せる特別な日にふさわしく「絶対これしかない」と思って、B・クロスビーとの若かりし頃の共作曲「リトル・ドラマー・ボーイ」を選んでブログにUPした。
あれこれ曲を選んでいる時、病気によるのか、老いによるのか、極端な顔の変化を感じずにはいられなかった。去年の暮れに「来年の今頃はどうしているのかな」という感慨に浸ったり、年初めに「ゼロに還る」と突拍子もなく思い浮かべたり、道行く木々が葉を落として行くのがやけに気になった。そうして、1月7日か8日、夜気の風になぶられ湾岸の暗い水のうねりを見ていたら「あ~死ぬんだ」とぼんやり予感めいたイメージが過ぎった。
予定では「ゼロに還る」をテーマにもう一つ記事を書きたかったが、一緒にその時「Space Oddity」を相乗りさせようとしたが止めにした。これは周囲に話しているから本当のこと。そして、1月10日・・・

時の刻みは人から若さを奪い、すっぱく酸化させ病気にし、命の樹にしがみつこうとする青葉の色を変えさせ容赦なくもぎ取って行く。記事終わりに「Wild is the wind」を添えるが、「Like a leaf clings to the tree・・・」の歌詞が痛く身にしみる。
楽器の音にノイズをかけたり歪ませたりするエフェクター効果を、D・ボウイは「言葉でできる」と詩作を高く評価されて来た言葉型のアーティスト、日本語で「言の葉」とは実に良く言ったもので、生身の男デーヴィッド・ロバート・ジョーンズの命の葉が朽ち消滅しようと、デーヴィッド・ボウイの存在の葉脈は命の樹から離れ落ちても、ぼくの体と心に舞い降り宿り続ける。「魂の小学校」の言霊は失われない。

んー、でもきっと、こんなことを猫ブログに書いても誰にも一瞥もされない。分かっている。

しかし、少年時代の胸からこぼれた落葉の道を踏みしめずーっと歩いていたら、ある日言葉を話せない悲しい猫たちの姿に巡り会った。そういうことです。ぼくの猫活動は。
そして、ふと無意識にふり向いた時、心の中で遠く光る「魂の小学校」のガラス窓から鼓笛の音が「ラパパンパン」と響き聴こえて来た。
ここから永遠に去って行ったデーヴィッド・ボウイの魂に、だから世間並みに「レスト・イン・ピース」とはどうしても言いたくない。それを口にしたら、あの「魂の小学校」が瞬時に秘密のミステリアスを失う気がするからだ。



 

                                 







・・・怯まない。顔を上げよう。青空が広がっている。・・・
東八幡キリスト教会/奥田知志牧師の言葉

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