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2016
01.21

死んだポポフの幻

猫の郵便については はじめにを是非ご覧ください。アーカイブはこちらです。    10℃~1℃ 


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ポポフくん



東久留米市のHYさん


通常ご寄付と福ちゃんへ 何から何まで 本当にどうもありがとう

 


【死んだポポフの幻影】とうとう冬の深い谷底。夜更けの走行。西へ東へ、東へ西へ。夜から朝へ気温のスロープを滑り下りる。風切る寒さで頭皮がしびれる。疲れのせいなのか。睡眠不足のせいなのか。この頃よく幻を見る。もう生きてはいない存在の現れだから、それは確かに空耳に似た幻。
うつむいた拍子にフッとポポフが通り過ぎたような。ふり向くとポポフが近づいて来たような。そんな幻影がひんぱんに身の周りをかすめては消え、浮かんではかき消える。
冷たい精霊が戯れに運ぶ幻視、ただそれだけのことなのだが、冬が運んで来る幻は冷たく優しく、時に寂しげにどこかあったかい。それは生きることのちょとした切なさのカケラだったり。
誰にも言えないひっそりとした記憶の温もりだったりして、こめかみまでが痛くなる凍てつく冬に忍ぶ痛みを和らげる〝麻酔〟を無意識にしてくれているのだろうか。

人である私には海馬を伝った〝思い出〟がある。思い出をトーチや焚き木にして燃し耐え忍べる。

しかし、外で冷たさに鞭打たれ生きる猫たちは何を頼りに耐え忍ぶのか。せめて約束を守るのが毛布の役割になってくれるなら、食べ物がなくて「惨めな思いにうなだれることがないように」と、風に煽られ風に向って谷底の冬を遮二無二ひた走っている。
そして、あったかい弁当を届けるために新しい保温バックを買った。夢幻ではなく「確かな現実」を運べるように。

それは死んだ猫たちの魂を引き連れて行く巡礼の旅のようでもある。あったか弁当は形を変えたキャンドル。



                                 







・・・怯まない。顔を上げよう。青空が広がっている。・・・
東八幡キリスト教会/奥田知志牧師の言葉

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