猫の郵便 プラットホーム

【某動物愛護センターのデタラメ～マルコさんの報告】冒頭の写真は、不要犬とされて、愛媛県新居浜市役所に持ち込まれた。申請には「犬種・秋田犬　年令・１３才　名前・さくら」と書かれてあった。しかし「さくら」と呼べど何の反応もしなかった。どうも市役所に提出された書類は偽りのようで、以前に飼っていた犬の登録での持ち込みらしいとマルコ・ブルーノさんは見ている。それなのに、虚偽の記載にまったく気づかなかった市職員たち。彼らをマルコさんは「こっぱ役人」と手紙に書いていますが、どうやら飼主でない人が頼まれて持ち込んだ可能性があり、書類上の記載と持ち込まれた犬の見てくれが余りにもかけ離れてるのに、目の前の〝ウソ〟を見破れない職員たちの節穴に愕然としたマルコさんです。

今、殺処分の難を逃れ、マルコさんの家で暮らすこの秋田犬は、歩き方がメチャ元気で奥歯まで真っ白、それに目に曇りが全くなく、しかし「老犬の診断」は県の愛護センターへ移送されても続いたのでした。しかも県の職員は獣医師免許の有資格者ですよ。マルコさんに言わせれば「おい、おい、それでも獣医かい！」と呆れる荒診断。小型中型なら１３才は元気な年令だが、大型犬は１０才以上になると見てすぐ分かる高齢の特徴を示すのにです。不要犬と持ち込んだ奴の分かりやすいウソを見抜けない＋市と県にまたがり誤診断するお粗末＝「国民の税金で飯食ってるなら、ちゃんと仕事しろ！」ですね。命の尊さを看板にしながら、不要になった命を簡単に引き受け、公共の名の下に坦々と殺処分が行われる恐ろしさ。

「さくら」は「サクラ」になり、マルコさんに運よく救われたが、もし彼が愛媛に移住していなかったら直行でガス室からあの世行き。環境省は譲渡の可否基準を各センターに委ね、「専門の講師を招いて講習会を開く」としているが、愛媛県センターの獣医職員の誤診断がその危うさを奇しくも証明している。獣医見立てで札幌では飼猫が殺され、地震後の熊本では獣医が加担し「気に食わない」と一匹の猫を殺処分にした。命を指先で「左右」に選別する資格が獣医にありますかね。彼らはそんな専門教育を受けていない。誤診し悪びれないのがその証左です。間違いの責任を取らない仕事などあり得ない。サクラは頭も性格も良く、素早く環境に順応したという。これを見ても各センターの見立ての出鱈目が見えて来る。


























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