猫の郵便 プラットホーム

【こういうのイヤなんだ】東芝～シーバンズの敷地に足を踏み入れて何年になるのかな？　そこで色んな問題に足をすくわれて来た。大なり小なり問題を起こしたのは全て人間たちだ。悪気のない戯れ、無邪気ないたずらに本当に厄介した。地域猫たちにカメラを向け、ネットに発表する人たちのことだ。現場で出くわして何度も注意しているが、「えっ僕、何も悪いことしてないよ」と言わんばかりに素っ頓狂な顔をいつも返される。外で暮らす猫たちの行く末眼中になく、ただ興味本位で写真を撮りまくる。「ＳＮＳにさらす目的なら、虐待のターゲットにされたり、捨て猫する手引きになりかねないので」と説明すると不満げに舌打ちして退散するが、誰も彼も罪悪感おくびもなく去って行った。猫パンチＴＶなどは、東芝の猫写真を堂々掲載、何枚も何枚もでしたからね。他人が悪戦苦闘してやっている現場に、猫釣りのエサを持ってやって来ては、〝写真泥棒〟する逃げ足速いその軽石の心が理解できなかった。

一般の人たちに冒頭の写真は、ただ猫の親子が写っているただの眺め、〝いちげんさん〟で通り過ぎる風景に過ぎない。だけど、捨猫を助ける活動をしている者にとっては、心臓をグサッと一突きされる〝目に痛い写真〟です。写真を読めば、外だとすぐ分かる。この境遇に、秋が来て、冬が来て、嵐が来て、子供たちが成長し、また新たな子が産まれる悪循環サークルが見えて来る。その想像力全然なく、面白がってカメラを向け、ツイッターに連投する。初めてこの写真を見たのは、某インテリのツイッターだったが、元を辿ると外猫らを面白がる写真が次から次へ。画像一枚一枚に付けられた冗談めかしの言葉が心をいっそう凍らせた。そのツイッターをザーッとスクロールすると、岩合光昭と同じで外で生きる猫たちの境遇にじゃれつき面白がっているだけだった。その猫たちにどんな苦しみがあり、どんな死に方をするのかは画像の外。こんなのに現場に入り込まれ、こんなこと恥なくされたら不快を通り越す。

































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