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2013
11.02

ポポフ君の帰宅

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po hoeki393
                               2011夏 口内炎治療の時

ポポフ君の帰宅】幼少期に苦労を重ね、それがたたって二重の病苦に苦しむアテニャンの入院、それと入れ替わって尿毒症のポポフ君が退院し帰宅しました。ポポフ君のことは年齢のことを考え、一時は「もう駄目なのかな?」と落胆していましたが、獣医師の先生やスタッフの方々に支えられて「点滴静脈注射」を継続したことが上手くいったようです。

心配していた体温の方も再入院の時から日を追うごとに改善され、退院時には猫の平均的な体温の平熱にまでほぼ回復しました。あの時あの瞬間に「あきらめてしまわなくて良かった」という思いです。しかし、ポポフ君の治療はこれで一件落着したわけではなく、これからも自宅で毎日の皮下補液と食事介護と投薬が続いてゆきます。

シロウトの皮下補液と食事介護。「ミスをしないに」と緊張しますが、病状を目の当たりにした「気おくれする気持ちや緊張やたじろぎ」は12年間の月日を共に過ごして来たポポフ君との信頼関係や“絆”で埋め合わせて行きます。
自宅での補液は先のテネシーの慢性腎不全の長期療養で経験しているので、さほど案じてはいません。ですが、食事介護の方にはどうしても杞憂が漂います。

これについては猫さんたちが病気になるたびの大きな悩みの種です。「はい、食べて!」と言って「はい、分かりました」とすんなり応じてくれるものではありません。
拒否される。激しく拒否される。口を堅く結んで開けようとしない。口を開け治療食を放り込んだ瞬間に「ペッ」と吐き出される。手足をもがいて抵抗する。抵抗されるとついつい気弱になり、心が折れそうになる。
数多くの病気の猫さんで場数を踏み経験していても、こればっかりは慣れも技術習得も追いついてゆきません。

病気が重ければ重いほど食事介護はむずかしく、病状が進めば進むほどに食事介護は困難を極めるのです。
詩人の長田弘氏の本「猫に未来はない(晶文社)」には、『猫は延々と「今」だけを感じて生きる生き物であって、未来を予感し何かするなど一生ない(うろ覚え)』と書かれてありますが、つまり猫は「今」がイヤなら絶対に「イヤ!」という動物でありまして、「これ食べなきゃ死んじゃうでしょ」と言っても諭しても促しても通じないのです。

犬やアリは穴を掘って食べ物を備蓄する。クマもラッコもリスも未来を感じ体の中に食べ物を備蓄する。でも・・・
猫は延々と「今」の快・不快に生きる生き物。だから、共に生きる「人」が猫の未来を作ってやらなければいけないのです。
逃げられないように体をバスタオルで包み安定させ、だましだましの食事介護。悪戦苦闘の日々が続いて行きます。
たとえ、それが短い未来であったとしても・・・


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