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2013
11.18

スーパー・ピノコ:地域猫からの脱出

猫の郵便については はじめにを是非ご覧ください。アーカイブはこちらです。    20℃~10℃ 

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スーパー・ピノコ地域猫から脱出】この写真はシャボット時代から何度か登場しています。たぶん3回目? ひょっとして4回目? でも、これが最後の登場になるでしょう。
写っているのはスーパー・ピノコ。もうすぐ家猫になります。だから「さよなら」の印象派的置き手紙です。
撮影は2010年の6月24日、午前6時10分。寝起きの背伸びのナイス・ショット。
今から3年前、後に仲間になったジプティーやリリタンと安定して、この場所に定住しはじめた頃です。

この場所には色んなドラマがありました。ピノコさんたちがやって来る前は、適正管理されていない10匹以上の老若大小の猫たちが住む大ハビタット(生息地)、根城でした。多くの猫がいれば多くのドラマがあります。
TNRの際に家に引き取った心身傷だらけの5匹の子猫、活動当初に車に引かれて死んでいた二匹の成猫、ジュライとマークは出合った時すでに年老いて見え大病にかかっているのが一目瞭然だったし、その後ポツンポツンと葉が散りゆくように・・・アステカとシド君 孤独なギンガー君(去年の夏に死亡)とウンガロ(4年前の冬に死亡)とララタン(去年の春前に死亡)とナディア(2年前に不可解な消息不明)・・・
警戒心が強かったロロタンが何故か誰かに拾われ再び捨てられ出戻った時には全く同じ場所で同じようには暮らせず、めいめいが近隣の藪の中に次から次へ移動して行きました。何らかの理由があったのでしょう。猫が過密になり細胞分裂するように四散して行ったのか、それとも多くの通行人に構われ翻弄され退避して行ったのか、悲しいドラマを受け止めるのは、洪水であふれ来る水を素手で受け止めているようなのでした。

そして、やっと落ち着いたかと思うやいなやの、リリタンの死のドラマ。ジプティーの死のドラマ。しかし、この場所、最後の生き残りピノコのドラマは悲しくはありません。
ピノコは恋い慕われた人の元にもらわれて行くのですから・・・。
スーパー・ピノコのドラマの大転換のシナリオは“この地から生きて脱出”するのです。この上ないです。
日常、もう会えなくなるけれども、ピノコの行く末を思えば、これ以上ないほどの“うれしい別れ”です。
もう雨風に逃げ惑うこともなく、好奇の目にもてあそばれることもなく、別れが「幸福の道」につながっているのならば、それはうれし涙の見送りです。

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スーパー・ピノコをもらってもらうのには二つの条件を付けました。一つは「完全室内飼い」、不注意で家の外に出さないこと。玄関とベランダの出入り、玄関で配送品の受け取りの時のマニュアル、網戸のチェック、来客の人が勝手に窓など開けないよう伝達し注意を怠らないことなどをお願いしました。事が起きてからでは取り返しがつかなくなるから些細なことにまで言い及びました。

二つ目は「たとえ、どんなことが起きても感情任せに、こちらとの関係を断ち切らないでコミュニケーションのトビラを開けておくこと」を付け加えてお願いしました。関係がつながっていれば、もらわれる猫の平穏が伝わってくるからです。保障されるからです。

家庭訪問が終わればスーパー・ピノコは彼の地を離れます。ワンウェイ・チケットです。「ピノコさん、○○家でいつまでも幸せに暮らすんだよ!」


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