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2014
04.15

「警察署訪問の意義」ドキュメント2

猫の郵便については はじめにを是非ご覧ください。アーカイブはこちらです。    21℃~10℃   

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【「警察署訪問の意義ドキュメント2】警察署への訪問は初めてではありませんでしたが、身に何の後ろめたさがなくても、重々しい印象の警察署の建物に入って行くのは気持ち良いものではありません。一つには犯罪加害者と被害者が劇的にクロスする場所をたわめる公権力の濃厚な重々しさから来る空気感。
もう一つには例え人間社会を取り仕切る警察と言えども、こと動物の事となればズブの素人、圏外の人間に「動物の問題」を伝える難しさを嫌というほど味わわされて来た経験からです。どう説明したら良いものなのか?

気休めに「猫の郵便プラットホーム」でJ氏が近ごろよく引用していた豊臣秀吉の名句を思い出し「鳴かぬなら笑って許してホトトギス」と戯れてみました。

さて。4月10日。午後2時。横浜/神奈川区で地域猫活動をするYさんと待ち合わせ、軽い打ち合わせをして警察署に向かいました。
相談の対応をしてくれたのは、○○さんという名の女性警察官でした。まず持参した「動物愛護法の抜粋」「環境省・神奈川県・横浜市の地域猫活動のガイドライン」「横浜保健所のパンフレット」を手渡し、悪質クレーマーにYさんが現場活動で数回に渡り言いがかりをつけられ免許証の写真を携帯で強引に撮影され「ばら撒くぞ」と脅されたこと、そして「活動を止めろ」と迫られていることなどを説明しました

そして、Yさんの活動内容と「地域猫について」の大まかな解説をし、警察の方々に「地域猫活動への認識を持ってほしい」と本題に入って行きました。
対応した女性警察官は、これまで別の地域から「野良猫問題について」数件の相談を受けた経験があるということで、「地域猫」に関してアウトラインの知識は持っている人でした。
しかし、環境省の資料などで説明し、「地域猫活動の基礎知識」を巡回のお巡りさんたちに「情報伝達していただけないか」とお伺いを立てたところ、それは
「仕事ではないので~」という素っ気ない返事でした。(想定内)

女性担当官が開口一番言うには「我々の第一の仕事は刑事事件ですので、行政に相談して下さい。動物のことで法に触れることがあっても、行政機関が何度か勧告を出して是正されなかった場合に私たちは出動するのです」と、立場と見解を示されました。(想定内)
すでに地元保健所へも出向き、詳しい活動報告をして“協働”の要請をしているけれど、行政が気乗りしない返答をしていることを担当官の言葉に重ねて説明しました。

次に、今後同じクレーマーが警官を呼ぶなどして騒ぎ立てた場合は、どう対応し臨んだら良いのか、専門家としての意見を伺いました。
答えは
「110番があれば、警察は必ず出動しなければいけません。ですので、その場合はきちんと活動していることをその場で警官に説明して下さい」「警察としては、猫に給餌を止めろとは言えませんので、場所ややり方を変えるように指導する可能性はあります」というものでした。
Yさんの活動現場にクレーマーが呼んだ二人の警官は
「餌やりを止めろ」風に言ったかもしれないけれど、署としては強制的に『止めろとは「言えません」』という持って回った言い回しぶり。
まるで生煮えの米を食べさせられたような、シェークスピア「苦悩問答集」を聞かされたような、ミステリー・ゾーンの落とし穴に落ち“だまし絵”の空を見上げているようなトリッキーな気分を味わいました。
でも、良く考えてみると、これは収穫でしたね。最初のポイントをゲットしたのです。
要点をかいつまんで言うならば、結論として、たとえ街行くお巡りさんに何と言われようと
「警察としては、猫に給餌を止めろとは言えません・・・」と。これは警察署本署による言質だから大きかったです。

これでYさんは警察のこの言質を拠り所に堂々と活動できるのです。行った甲斐がありました。

そうこうして面談時間は約40分。最後に担当官からアドバイスがありました。そのアドバイスが後に思わぬ展開につながって行くとは、その時はまだ何も分からずにいました。(鉄腕ウンガさんのメモ書きと聞き取りから文章起こし)

つづく・・・ 「警察訪問の意義」ドキュメント3はヒョウタンから駒が飛び出して来ます

※言質(げんち)とは「後から証拠となる言葉」。交渉相手の言質を取る、不用意に言質を与える、などの使われ方がある(goo辞典より)


99リス

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