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2014
04.28

忽然と外猫が消える不安2

Category: 地域猫活動
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                                               ドラミくん

忽然と外猫が消える不安2】ドラミ、チャーリー、リト、J太郎、ナディア、一夜にして跡形もなく消えた猫たち。彼らに出合った当初の頃こそ、乏しい食料による痩せ衰えやTNR、そして馴れさせるための混乱期はあったけれど、時の流れの中で次第に打ち解け合い、皆「ひねもすのたり のたりかな」の暮らしを営んでいた。
終日と書いて“ひねもす”と読み、“のたり”は物事がゆっくり動いている様子を表している。

私たちが「放っておけない」と決意の地域猫活動に入ってから年月を重ね、そこには今がそうであるように、本当にゆったりとした空気が流れていた。

一日必ず2回の食料供給をしていたので空腹のあまりに「食」を求め遠方の彼方へ消えたのは考えられなかったし、TNR済みだったので生殖行動で移動し帰れなくなったのでもなさそうだ。何より、そこは運河や幹線道路や鉄道で四方から完全隔離された浮島のような所で、猫単体が自由自在に脱出を試みるなど土台無理な立地。
つまり、人の手が介在しない限りそこで暮らすしかない条件下にいた。

ドラミ、チャーリー、リト、J太郎、ナディアたちの片割れたちは、今でもそこを住み家に暮らし続けている。

保健所や東京都動物愛護センターに何度か問い合わせをしたが、該当する猫は見当たらなかった。「誰か良い人に見染められ家猫になって今は幸せにくらしているのかな。そうなら良いけど」と思ってみても、それは自分を慰める手前勝手な希望的観測にしか過ぎず。
蘭の花が大ケガをした暴行事件やスーパーピノコと一緒に暮らしていたジプティが何らかの薬を盛られ(不凍液?)膿胸になり突然死したことなどが頭をかすめ過ぎる。

そして、外猫に恨みを持ち殺処分目的で猫狩りをしていた奈良市の不心得者や友だちの地域猫活動家が横浜市神奈川区で「保健所に通報するぞ。猫を殺すのは結局お前だ」と捨て台詞の罵声を吐き捨てられた件など、世の中には闇の中に潜む手におえないピラニアも確かにいるので、今でも一抹の不安が消え去ることなく活動を続けている。



チャーリーは給食活動以外のどんな時間でも、いつそこを通りかかっても必ず顔を出した。消える直前には立派な青年猫になっていた。(チャーリーはプラットホーム/右ベルト上の写真の猫さん)

ドラミはごっつい体格で、のっしのっし悠然と歩く姿は主(あるじ)の風格だった。見た目に似合わず他の猫の面倒見が良く優しい性格だった。初めて会った頃はバサバサだった毛並はいなくなる寸前はピカピカ艶々の輝きだったのを覚えている。

ナディアは給食に行き、口笛を吹くと、毎度一目散に崖から駆け下りて来た。

J太郎くんは私の右隣に絶対必須の位置取りし、配るフードを他を寄せ付けず食んでいたっけ。10頭いた猫たちの居住区の黒一点だった。

リトは本名はリトル・ソーニャ。たぶんJ太郎くんの兄弟猫で同い年。2年前の1月18日に姿を消した。前日の別れ際、トコトコと小走りに駆けて行った後ろ姿を今でもはっきり覚えている。「あっ、きょうは神戸で大地震があった日だ」と、そういう感慨で小さくなるリトの姿をしばらく見ていた。


こうして書きしるすことで、この子たちがこの世に存在したことを残しておきたかった。


99リス

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