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2014
06.16

猫の口に釣り針ルアー事件

猫の郵便については はじめにを是非ご覧ください。アーカイブはこちらです。   30℃~22℃  



猫の口に釣り針ルアー事件】事件は日曜日の夜に起こった。その日、W杯サッカー日本敗戦で意気消沈したのか、辺りはいつもの休日に比べて人影はよりいっそうに少なかった。
外猫のケイトリンの口に釣り針ルアーが引っかかってぶらさがっていた原因が、釣り人たちが起こした偶発的な事故なのか、はたまた釣り人出没地帯を想定に入れた故意の虐待事件なのか、それは何も分からない。
しかし、事故であろうが、故意であろうが、釣り禁止エリアに持ち込んだ釣り針ルアーが猫の口元に刺さり苦しめたのは紛れもない事実であり、自分が引き起こしたカルマを置き去りにして逃げ足を確保するのはW杯アフターの夜景の中で「さぞかし容易いことだったろうよ」と皮肉の一つや二つ言いたくなった。

あー、ふり返れば、自分がしたことの尻を拭かない人たちの後始末を幾度となくやらされて来た。

まるで尻拭いバスターズだ。

可哀そうな外猫ケイトリン。首(こうべ)を垂れ、ルアーをコンクリート地面に引きずり、いつもとは違いそばに近づくとサッと逃げた。その哀れな姿を見た時から一日中、朝に昼に夕に何をしていても頭の中はグラグラ熱湯がたぎり煮えくり返っていた。
マナーなどどこ吹く風の今時の市民感覚、無気力にウォーキングするだけの警備員の事なかれ、対処力なく無目的にただ街をドライビングするだけの港区巡回パトロール車、何があっても管轄外を言い訳に逃げる警備会社のヒステリックな排他主義。
そこでは過去にも外猫の虐待事件が頻発し起きていた。釣りの遊び人だけではなく、そこは子供の遊び場としても利用され、犬の散歩コースにも重宝され、ウィークデイには猫たちはサラリーマン男女の弄び道具にされていた。
マナー(無言のルール)を守ってくれれば何も言わないが、猫を鬼がわりにキャッキャ追いかけ遊ぶ子供たち、伸縮性のリードを伸ばし猫に犬をけしかける犬の散歩人、リードを外し犬の意のままにさせて楽しんでいる愛犬家たち、どれも「うちの子は大丈夫」と注意を聞き入れてくれる者は皆無に近かった。言葉の交通は全く成り立たなかった。言葉が通じない人たちだった。時に逆切れされ突っかかられたことも数々あった。

6月2日の記事の「果てしないヘイト行為」があったのも今回の「釣り針ルアー事件」と同じ場所。行き過ぎる身勝手な市民の出鱈目な遊び心がひっそり生きる猫たちをさんざん傷つけて来た。
そして、人馴れした陽気な猫ほど被害に遭っているのが私たちの活動を通して得た経験知である。
ケイトリンもその中の一匹。人馴れしホンワカとした優しいキャラクターがまた餌食にされアダになった。

兎に角、何とかしなければと用意をし、現場に向かったが、「ルアーから突き出たU字の針先がどこかに引っかかって立ち往生しているんじゃないか。藪の中で身動き出来なくなっているんじゃないか。あの口じゃーろくすっぽ何も食べられないだろう。強制捕獲器では針先が入口に引っかかって更なる悲劇を招く。素手で捕まえた時に負傷している手首は果たして持ってくれるだろうか(力が入らない)。いつまでも捕まえられないで保護するのに時間を弄したらどうしよう」と、思いは行き過ぎる雲のように考えあぐねた一日だった。

虐待され傷ついた猫の警戒心を解き保護収容するのは本当に高等術を必要とし、動物福祉活動の最難関の課題なのである。(つづく)


 「釣り禁止」の注意看板を設置することは交渉し、港区江南支所土木課に約束させた。


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