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2014
06.28

そこは仔猫の供給源になっていた

Category: 地域猫活動
猫の郵便については はじめにを是非ご覧ください。アーカイブはこちらです。   25℃~22℃ 

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                                その現場 歴代の猫さんの一匹

そこは仔猫の供給源になっていた】TNRを「協働作業でやりましょう」と持ちかけ断られた一件。彼女が野良猫に接触している場所はこちらが活動している所からは大きな道路を隔てていたり、橋や高速道路を隔てていたりして大きく離れている。そして、彼女が動いている時間は昼間、こちらが活動している時間は夜が更けて。
6月26日記事冒頭フォトの子を保護してから10年間、彼女の存在にも彼女が拠点にしている場所についても彼女とホームレスの「猫をめぐる関係」のついても、一切合財何も知らないでいた。

公共施設が膨大な敷地を埋め尽くし、大手のオフィスビルやホテルや学校の建物が両サイドに乱立して並ぶ幹線道路の条件下で、「何でこんな所に仔猫がピョンピョンしているの? 不思議だなぁー」といぶかりつつも、10年前に3匹の仔猫を保護した。しかし、それで終わったかに見えたその場所には、その後も次から次へ切れ目なく新顔の猫たちが現れ続けた。ニューフェース登場に追われ、給食活動とTNRの明け暮れが年度越しに繰り返され今に至っている。
そうして今になってやっと分かったのが、私たちの活動していた場所は、実は外猫仔猫が産み出されるサークルの一角に過ぎなかったという寝耳に水の現実だった。

広範囲に動き回る或るホームレスが何らかの形で猫を見つけてはホールドし、仔猫を産ませる。それを勤めの行き帰りの女の人がヘルプしていたという構図。これでようやくやっとのこと、いぶかっていた謎が解けた。その女性とホームレスのコネクションが不幸な猫を増やす供給源になっていたっていうこと。
時には彼女が言う通りに自費で猫たちの不妊手術をしたこともあるだろう。ホームレスに善意でフードも手渡していたことも確かだろう。
でも、不幸な猫を増やさない「地域猫の精神を何も理解しないで15年間アンノンと猫たちと付き合っていたということも同時に言える。

外猫活動は覚悟を決めて、組織立って徹底的にやらないと事態は決して好転しない。「蛇口を閉めなきゃダメ」という精神で決然と対処しなければ野良猫問題は果てしなく繰り広げられる。
このきびいしい現実に彼女は対処能力を欠いていた。考えが足りなかった。
そして、TNR不徹底のため、食料不足のため、猫たちは彼女の視界の外へ、私たちが活動する一角にあふれ出て来た10年の年月だった。

今、「私はがんばる」と言うのは、決して間違いではないし、それはそれで良いだろう。しかし、活動の魂と精神が希薄だったために、行先を憂える猫たちを増やしたのも、もう一方の明らかな事実である。野良猫問題のシビアな現実を見すえず、地域猫活動の精神を学ばず、アバウトな自分活動が結果的に事態の悪化を促進させて行った。
新しい猫が現れるたびに「あらあら・・・おろおろ・・・」して来た10年間だったが、だが彼女を舌鋒するどく追い詰めたりはしない。
何故ならば、彼女とのコミュニケーションなしには、これからのこの現場の解決の糸口が見えないからだ。
どんなにコミュニケーションを拒絶されても辛抱強くあきらめないでコンタクトを試みようと思っている。外猫活動、今やっていることも大事だが、もっと大事なことは問題の出口。お互いに限りある命、その場所の野良猫問題にどうハッピーエンディングな終止符を打てるのか、ホットラインが開けるよう根気強くアプローチして行くつもりでいる。


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