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2014
10.31

琴ピッちゃん 最期の日イブ・ドキュメント

Category: 訃報と祭壇
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【琴ピッちゃん 最期の日イブ・ドキュメント】琴ピッちゃんの見送りの任務を果たし帰宅し、いつもそうしているように骨壺をリビングのチェストの上に置いて、「にゃんだーガード」の本多さんから頂いたクラシカルスタイルの〝ラム酒〟をチビリチビリやりながら、小さな後片付けをしていたのだが、間もなく睡魔に襲われダウン。
しかし、久しぶりに毛布をかぶって寝た眠りが2時間も経たないのに両足がつり、激しい痛みに飛び起きるしかなかった。ついてない。

ストレッチングをして持ち直したのは良かったのだが、そうこうしているうちにあえなく早番外猫活動の時間になり、すごすごと雨降る街角へ出かけて行った。
気分じゃなかった」ってのも手伝っているが、ブログ更新のタイミングをことごとく喪失。でも、今は琴ピッちゃんの見送りに至る時間をさかのぼってみよう。
(後付け記述)



10月31日はハロウィンの日だった。夜になると六本木や麻布十番の路上は浮かれた人たちのキ○ガ○イ比べでごった返していた。欧米の祭を移植すると何故か日本の街並みは奇妙キテレツな頓珍漢ぶりをいかんなく発揮する。
何かにつけて何でも良いから騒ぎたがる今の風潮がある。
魂なき祭は〝Disgusting〟の極み、鼻白む気持ちでただやり過ごした。町なかの猫さんたちは年に何回か訪れる人の狂乱に肝を冷やしたことだろう。街のハロウィン浮かれは朝白むまで続いていた。

時事通信10月31日23時13分配信。「河川敷に犬40匹の死骸=業者が不法投棄か(栃木)」の記事。「ペット葬儀業者が不法投棄した可能性もあるとみて、廃棄物処理法違反容疑で捜査している」という。
中には服を来た状態の犬もいて、いずれも「死後間もないと見られる」とのこと。個人の飼い主なら必ず火葬に立ち会うはずだから、おそらくペット業者が売れ残った犬を何らかの形で一まとめに殺害し、何者かに死体処理を安値で委託したと考えるのが妥当なところだろう。

東京近郊にはパピーミルが数多く点在している。売れ残った犬猫や過剰生産した犬猫はどうなるのか。やましさの上で成り立っているのがブリーダー業界と言っても過言ではない。だが結局こうして、「悪質極悪が本質の商売」はシッポを出すことになる。
汚れ仕事は、委託に次ぐ委託をして行くうちに安く仕事は買い叩かれ、金のためなら何でもする粗暴人間を招き入れる宿命を背負う。「悪=汚れ」なしには成り立ち得ない商売である。たぶん、善悪の基準すら、生命倫理すらない、そういった奴らがテキトー刹那に田舎の河原に大量の犬の死骸を放棄したのだろう、そんな気がする。

こんな奴らを規制もせず野放しに商売させている法制度が諸悪の根源の大応援団になっていると言い切れる

生きている命を大事にするハートがあれば、死んでいった動物を大切にするマインドも表裏一体のものだから、この犬たちが生きている時に大事にされていなかったことは自明の理、一目瞭然に浮かび上がって来る。
まさに動物残酷物語列島、本当に可哀そうになる。はらわたが煮えくり返るし、いたたまれなくなる。ハロウィンの乱痴気騒ぎを大幅に通り越した「胸糞悪いニュース」だった。

高級犬高級猫志向の人たちはこうした命を売り買いする薄暗いペット産業に自分たちも力を添えている現実を見つめ直した方がいいだろう

こうした思いに至った10月31日深夜。23時アラウンド。明日旅立つ琴ピッちゃんは高い窓から夜の喧騒を見下ろし、氷の王女になって眠りについている。
片や、死んで野ざらしに捨てられた犬40頭がいるかと思えば、最後の最後はとにかく穏やかな死を迎えることができた琴ピッちゃん、光と影の対象である。

これから、ノンストップで琴ピッちゃんの見送りのセレモニーが始まる。その前に琴ピッちゃんの仲間たちが待つ夜の街角へ遅番活動に行かなければならない。それがみんな終わるのが明け方。現場作業が終わったら間髪を入れずに、もう一度遺体の整えをする。そして、手紙や供物や手作りブーケを持たせ、琴ピッちゃんが旅立つ「」に花入れを始める。いつも花入れは「上手く行くように」と毎回ドキドキする。時間に間に合うようにスパっと綺麗にやらなければ。約束の時間にピッタリ間に合うように。
○○時○○分に江戸川区廣済寺に到着しなければならない。ミスなく事が運ぶように「見送りの儀式」はいつでも緊張感で身が引きしまる思いだ。最期の別れは活動の中でも取り分け大事にしている。

琴ピッちゃんのおよそ9年間の茨の道のり。言葉にならない思いを無言の花々に託し、琴ピッちゃんの生涯を慰めようと思っている。




ここ数日間の琴ピッちゃんの見送りの〝日めくり〟の中、ありきたりな秋の西日さす光の中に、〝ハーモニカ〟の物悲しい響きの意味を琴ピッちゃんに教えてもらった気がしている。

琴ピッちゃんが死んだ」と聞いた時、心の中にハーモニカの響きを聴いていた。(10月31日23時30分頃の記述)


Rest In Peace 琴ピッちゃん

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