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2014
12.25

今年のリトル・ドラマー・ボーイ

猫の郵便については はじめにを是非ご覧ください。アーカイブはこちらです。    12℃~3℃  

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【今年のリトル・ドラマー・ボーイは?】我が家の心臓の鼓動は、毎年・毎月・毎日・毎分・毎秒、元気闊達なニューフェースがドラムロールよろしく床を駆け回るハート・ビーツと病弱な猫たちの寝息の静けさがコントラスト悲喜こもごも綾なし、濁流にもまれ進む〝ササ舟〟のようにムーブしている。危なっかしく、にぎやかに。
ドラマチックな物語を宿した総勢20匹でひとつの生命体を成すプラネットである。
みんな路傍をさまよい歩いた捨て猫の過去を持ち、それぞれみんなが訳あって漂流の果てに我が家にたどり着いた。

折しものクリスマス。外猫の保護と「聖夜」には浅からぬ因縁がある。パセリ・セージ・ローズマリー(バラタマタン)・タイム四兄弟のパセリを保護したのは7年前の12月25日、まだ赤ちゃん猫の小さな体で命に係わる大風邪を引いていたのが保護の理由だった。
そして、保護したパセリはしばらくして判ったことに耳がまるで「聴こえていない」ということだった。
今はもう亡くなったムスタファの保護もイブ明けのクリスマス未明のことだった。その後、ムスタファは残酷にも背骨の一ブロックの骨が脱落しているのが判明した。
パセリ、ムスタファに限らず、一匹一匹皆それぞれの「語らぬ物語」を秘めてたどり着いている。
クリスマス・キャンドルの中に蘇える思い出である。


そうして、猫大家族で「ひとつ」のまあるい生命体は、いつでも必ず弱い猫を中心にして成り立たせて来た。病弱、性格の弱さ、慣れないニューフェース。「誰々は大丈夫かな」といつも端っこに行かないよう気にかけている。
D・ボウイ&B・クロスビーのクリスマスソング「The Little Drummer Boy」に例えるなら、一番弱い子が打ち鳴らすドラムの鼓動に耳をそばだて暮らす365日です。

今年の始まりは、バラタマタンとポポフくんとアテニャン、3匹の看病で大わらわのスタートだった。そして、2月には一か月間手ぐすね引いてようやく赤ちゃん子猫のイリニフを保護したっけ。バラタマタンとポポフくんとアテニャンの看病と「パラム・パム・パム・パム」と床をドラムのように打ち鳴らして成長してゆくイリニフに連れられて過ぎた「2014」だった。
イリニフは湾岸のきびしい厳寒の風の中に捨てられ、ライオンに例えるには余りにも小さすぎるが、「風の中のライオン」のように必死に耐えていた。何かの病気にかかっても不思議ではない悪環境/絶体絶命の中、保護したその後、案じていた健康は何一つ病気らしい影が現れず、何ら手を焼くことなく伸び伸びと成長を続け、今年のクリスマスの「The Little Drummer Boy」に打ってつけの鼓笛手、威風堂々の役割を果たしている。
蘭の花、バラタマタン、琴ピッちゃんと次々と天上に召され気持が沈みがちになる中、「ラ・パム・パム・パム」と部屋中に生命力あふれる光をふりまく希望の星でいてくれた。


・・・こんなにも手がかからず、こんなにも気立てが良い猫を、真冬の谷底に捨てるなんて。一緒に捨てられた残り2匹は散り散りになり、その姿を見ることはもう二度となかった。


Kid ily

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