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2015
06.21

街は...うしろ姿の幸せばかり

猫の郵便については はじめにを是非ご覧ください。アーカイブはこちらです。  23℃~20℃ 

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あの人はもう 私のことを 忘れたかしら


罪の 意識なく 完璧に 忘れた





【街は...うしろ姿の幸せばかり】ひとりひとり、一家庭一家庭、誰もが自分が飼っている犬猫を大事にし、望まない仔が産まれるのを繰り返さないよう不妊手術を施し、終生飼養の責任をまっとうしていたら、街に野にノラ猫の存在はなく、私たちの活動は影も形も存在しなかった。

いらなくなったから」と捨てられて、「仔が産まれたから」と捨てられて、「飽きたから」と捨てられて、「引っ越すから」と捨てられて、不心得者は舌をペロリと出して名無しの闇に逃げ果(おお)せて、何の罪もない捨て猫たちとその守り人が重い十字架を担(かつ)がされ、理不尽な道をトボトボと歩かされている。

この世に捨て猫風習がなければ、我が家には一匹の猫もいなかった。この世に捨て猫する不届き者がいなかったなら、猫を助ける地域猫活動で西へ東へ来る日も来る日も駆けずり回る騒々しい日々ではなかった。
とめどなく綿々と繰り返される「猫たちの遺棄の罪状」の詰め腹を切らされているのはいつでも原罪のないこっち。
まるで〝まやかし逆さま裁判〟の被告席に立たされ、あっけにとられる受刑の宣告を受けたよう。

子供の時から犬猫を拾って来ては怒られた。「捨てて来なさい」と怒られた。顔が腫れるほど殴られたこともあった。いつもある人が助けてくれた。大人になったら「ああいう人になりたい」と憧れた。
同時にいたいけない犬猫に憐みの欠片一つ持たない親を憎んだ。「こんな大人にはなりたくない」と真剣に思いつめた。早く大人になって家を出たいと首を長くして焦がれた。そして、大人になって・・・
やっばり街からは捨て猫たちのブルースの響きが漂い聞こえていた。考える前に手が出、足が出て、行動していた。
もし、この場で、この子を見捨てたなら、後ろ髪引かれ一生の後悔になると、そう決意する連続だった。
誰にも文句を言わせない自己決定できる年齢になっていた。

大人になって助けた犬猫たちの顔をしげしげと見入ってつくづく実感したのは、一頭一匹皆に「魂の宿り」を感じることだった。それぞれがそれぞれに違う魂の形、うれしいことをうれしいと感じ、悲しんでしょげることもあり、刻一刻築き上げた信頼は「Soul To Soul」と不落の城になってゆく。
それぞれがそれぞれに固有の魂の宿りを持っていた。
だからこそ、余計にふいに捨て去られた時の「深い傷つき」を慮(おもんばか)るのです。
口が利けないからと言って、闇に乗じて何でもかんでもして良いものかと・・・、恥を知らないエゴ人間があまりにも多過ぎ、絶望と孤独に全身飲み込まれそうになる時もある。けれど、そんな時、いつも助けてくれるのは、頭の後ろの小窓が小さく開いて風をくれ、ささやきかけるんですね、「あんな大人にはなりたくない」ってね。

夜更けにとある所で仲がいい一匹の猫をまじまじと見つめてみた。そこに映っていたのは少年の頃の自分の不安な魂の形そのものだった。



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