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2015
06.27

「エサをやるな」と闇夜をつんざく金切り声

猫の郵便については はじめにを是非ご覧ください。アーカイブはこちらです。  25℃~21℃ 

DSCN6500a.jpgこういう現実を誰が作ったの?


エサをやるなと闇夜をつんざく金切り声】異邦人」で有名なフランスの作家アルベール・カミュは「誠実さこそがペストと闘う唯一の方法だ」と言葉を遺しているが、こと「猫活動」に限っては誠実であればあるほど凹む。
全方位「世間」の無理解と不勉強にて、あまた横やり棍棒がふいに突き出て来る。もうボコボコである。
冒頭写真の風景を作っているのは何なの 誰なの 元を正せば国民市民のただれ切った生活習慣病の成れの果てが手招いた結果なのに、「問題に胸を痛め👉 何とか解決の道をさぐろう」と日夜活動する者たちが叩きの標的になり叩きに叩かれる。
捨て猫をする人間、不妊去勢をしないで放し飼いにしている人間、TNRをしないでエサやりをして問題にいっそうの加速度をかけている不良エサやりたち。これらノラ猫の元凶を作っている者たちを野放しにして闇に逃し、きっちり活動している「地域猫活動」なら捕まえやすいから、それで叩く。叩く。叩きに叩かれる。

寒い冬の間は鳴りを潜めていたモンスター・クレーマーが陽気に乗じて出没し始め、ストレスになる季節が枯葉舞い散るようになるまできっと続く。そう思っていた矢先に、早速のモンスター・クレーマー。夜の闇を切り裂き、金切り声が背後から。「どこから声を出しているんだ」というくらい突拍子もない甲高い声だった。
虚をつかれふり向くと「おい。待て。ここに役所の看板が貼ってあるだろ。読めないのか。『猫にエサをやるな』と書いてあるんだよ。好きならば自分の家に全部連れて帰れ。オメーらがノラ猫増やしてんだよ、この野郎」と、酔っ払いは興に乗じ口が滑るわ滑るわ、喋るわ喋るわ、まくし立てまくり。
こういうことにこっちはもうしっかり免疫があるから、相手が一通り吐き出すまでは人物観察、そして品定めの木目込み人形。
しかし、何ですかね。こういうクレーマーは、言うことが判で押したように皆おんなじ、「糞だ。尿だ。鳴き声だ。保健所に通報するぞ。警察を呼ぶぞ。家宅侵入罪だ。住民が迷惑している。好きなら連れてけ。エサをやるから猫が来るんだ。増えるんだ」と、これらの言いがかり雨アラレの間には必ず「馬鹿だ。チョンだ。死ね」と誹謗の接頭修辞が付いて来る。もうヘキヘキの満漢全席。

ひと先ず相手に全部吐き出させてから、「糞尿被害って、どこですか。指摘して下さい。いつでも対策に来ますよ。
ところで、犬の散歩はどうですか。みんな尿を家に持って帰っていますか。犬の散歩にもいちいちクレームを付けるのですか。人間の立小便や酔っ払いの吐しゃ物はどうですか。・・・したことありませんか。人間の立小便に比べたら猫のおしっこなんて体の大きさが違うからそよ風みたいなものです。いつでも掃除にきますよ
」と言ったら、「ここに住んでいるわけじゃねーから知らねー。でも、世間にそう言われてんだろ。皆、困ってるんだ」と根拠なしの言いがかりに目がキョロキョロ。「それにですね」と重ねて「一般の人たちは猫を見ると皆が皆『ノラ猫』と口を揃えて言いますが、ここの猫たちは全頭が不妊手術を終えていてノラ猫ではありません。適正管理されている地域猫です。ほら、ここに書いてあるでしょ。『港区は地域猫を進めています』って、手術済みで確実に猫の数は減っています。勉強してから言って頂戴ね」と再度帰ろうとすると、「逃げるのか」と甲高い声が更に大きくなった。

区が貼り出した注意書きの貼り紙は、双方どうとでも取れる玉虫色に仕立てられているから厄介になる。「地域猫を進めています」の同じ並びに「エサのばら撒きは止めましょう」とか「ノラ猫被害をなくすために・・・」と腰の座らない八方美人の言い口。どっちからのクレームが来ても、責任回避可能なように文言が作られていて、さすが役人ならではのお仕事。コソッと葉隠れ端っこに貼ってある多色刷りの「貼り紙」が、夜陰に照らされ物悲しさを誘っていた。
誰も彼も自分の持ち場から足を一歩ちょっと踏み出し、何かをしようとするのではなく、役所は保身、善人を名乗る市民はただ文句たらたら垂れ流しの王侯貴族気取り。

猫被害を訴えるクレーマーを観察するたびに思うことだが、ほとんどの人がアゴで物言う感情的な「上から目線」がお決まりの定型定番。猫問題の上・下・右・左、そして中身を何も知らない。知ろうとしない。
自分の経験知ではない、聞き知った〝虚ろ〟を拠り所に突っかかって来るのが、ほぼ100%。
動物愛護法の存在を知らず、動物の命への欠片の配慮もなく、馬乗りになって「市民の権利」を仕掛けて来る。
そして、ケンカ口上の物言いにはコテンパンに言い負かそうする居丈高な心理がはっきり見える。
その人物の背後から見え隠れして浮かび上がって来るのは、実は本当は「猫問題」ではなく、その人自身の人生への苛立ちや不満をぶつける相手が欲しかっただけということがよくある。
切実な正論ならば、話し相手を誹謗し、馬鹿呼ばわりする必要はどこにもない。

タバコの吸い殻とペットボトルがあっちこっちに散乱している現場で、彼には人間の罪が見えないのだろうか。
話の締めくくりに「あなたが今スパスパ吸っているタバコ。港区条例では歩きタバコは禁止ですよ」と言ったら、言葉をとっさに遮り「歩いていねぇーだろ。この野郎、日本から出てけ」と激高された。次の現場があるから勢い込んでペダルを踏んだ後ろで、「明日、保健所に通報するぞー」と二回三回声が響いていた。深夜に大声、歩きタバコ。小さな爪に明かりを灯し、そっと生きている猫たちと比べ、果たしてどっちが迷惑で害なのか。




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