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2013
07.04

環境省パブコメ募集サイトのだるさ

猫の郵便については はじめにを是非ご覧ください。アーカイブはこちらです。

環境省パブコメ募集サイトを見ました。文字を読み進むにつれ、まだるっこしい言葉の羅列が列を作り、あくびが出るような、眠くなるような、気が倦んでいくような「退屈」を感じました。
見たその瞬間に“「さよなら」されているような”イヤな感じ、分かります???
ほら、保険の契約書の下の方に細かい字で、さほど重要ではないかのように装われ「絶対読むな」という風に配列されている、あんな印象。

ちんぷんかんぷんと言うよりは、こんなものに答えてどうするの? どう答えても追認のハンコを押す行為になってしまうものならば、これはお役人の「言葉遊び」に無理やり付き合わされ、もてあそばれている感が否めません。
あーっ、時間の浪費、二時間半。
言葉多く、中身なし。ドラスティックな改革というよりは、言い回しや文字の色調を変えたに過ぎないように感じました。

動物とのスキンシップに乏しく、傷つき死にかけている犬猫を涙で抱きしめた体験もなく、犬猫の保護活動の経験もなく、その他の社会貢献活動歴もなく、デスクに張り付いて言葉いじりをしていたら、身体感覚のない“あんな文言”がずらずらタラタラと無感動に陳列されちゃった。そんな風、そんな具合。
そこにあったのは、物事をこと更にもったいぶり、持って回った言い回しをするエリート官僚の真骨頂「上から目線」の温度のない修辞句で埋め尽くされる・・・殺伐とした景色の果てしなさでした。

永田町文学、おそらく世界で一番面白味がなく、退屈な読み物。
結局、お役人は民を手玉にとるダマシのプロであっても、動物のプロ/スペシャリストではなく、動物を知らない人たちの手で動物の法律が作られている「可笑しさ」と「限界」を感じました。
アレレあらあら「なんでそうなるの?」と幾度となく思いましたが、気づいてみれば、愛護行政/法は動物のためにあるのではなく、人と人の関係の「事なかれ」を調整するシステムなのね、と思った二時間半と余韻アワー!

しかしさ。「活動の盛り上げ」を「取組の推進」に赤い字で修正したところで、それが一体何なのさ?
環境省文書の「動物の愛護」の定義では、はじめに「動物の命の尊厳を守る・・・」とし、そして「生きとし生けるものを大切にする心を踏まえ、動物の命に対して感謝及び畏敬の念を抱くとともに・・・」と耳触りのよい美辞麗句を並べたて、だけど抜け目なく素早く「動物の利用又は殺処分を疎(うと)んずるのではなく、自然の摂理や 社会の条理として直視し、厳粛に受け止めることが現実には必要である」と、制度としての“殺処分”という文言をしっかり自然の一部のようにねじ込み、次に論理をもう一度リバウンドさせ「命あるものである動物に対してやさしい眼差しを向けることができるような態度なくして・・・」と美辞麗句に舞い戻し(批判の矛先をかわすがごとく)まとめ上げています。

これを玉虫色と言うのです。グルーッと回りに回って元に戻る。結局、何も変わらなかった。元の木阿弥、元のままってことですね。
「・・・白黒つけずに曖昧なままにしておくことに関係者が同意しただけなんだけど、こんな解決策もあるということ」って誰の発言でしたっけ。フクシマの集会に出席して同席者を「左翼のクソども」呼ばわりした人。復興庁の官僚でしたよね。
省は違えど、環境省パブコメ募集サイトを見ていても、同じにおいがしました。

アリバイ作りのパブコメ募集。役人は何をやらせても一等最初に自分たちを守るフェンス作りをする。「言葉多くして中身なし」とは、そういうことです。現状を変える気概がない、殺処分を止める気がない。現状は保留の繰り越しになる。
殺処分に替わる方策には予算が必要だ、だからパブコメを出して予算をつけるようにしてくれって言ったって、ウソつけこの野郎なのですね。
あれでしたね。TPPをめぐり北海道の農協が自民党の推薦を取りやめにしたら、地元議員が慌てて農水大臣に泣きついて、農水省が北海道の農家に100億円の助成金をひねり出したんですよね。やる気になれば“カネ”はあるじゃん。

大枠を変えないで、小手先のディテールばかり手書きでいくら手直ししたって、そんなのごまかし。
小手先のごまかしではなく。殺処分をやめるのか、やめないのか? 実験動物の3Rを採用するのか、しないのか?
猫の郵便のパブコメの方針は、この白黒の選択を迫って作りたいと考えています。

環境省に電話したら、どこかのブログのコピー&ペースト意見ではなく、個々の忌憚ない自由な意見を募集しているということでしたので、遠慮なくそうさせて頂くことにしました。
 

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