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2013
07.20

山本太郎 ~細く曲がりくねった道

猫の郵便については はじめにを是非ご覧ください。アーカイブはこちらです。 28℃

557the long winding road

参議院選挙は「自公の与党圧勝」の予想をマスコミ各社が大々的に報じている。
「弱肉強食 いじめ 金がすべて 弱い者のことなど顧みない」の価値観の方に多くの人がなびいてゆく、世にも不思議な現象。このミステリアスな怪奇現象には違和感を通り越して、もはや絶望の境地に達していると言っていい。
3・11の東日本大震災を経験した日本人は生き方を考え直すんじゃなかったのか?
3・11を経験した日本人は被災した人たちに寄り添って生きていくんじゃなかったのか?
そんな言葉のカケラや後ろ姿たちがカランコロンと乾いた音をたてて、心のどこか遠くへ遠くの方へと転がり落ちてゆく。

本心を言ったら俳優の山本太郎は仕事を失くした。本心を貫こうとしたら小沢一郎は虚偽の事件を仕立てあげられ人物破壊の崖っぷちまで追いつめられた。
子供の頃に震える思いで読んだディケンズの「二都物語」を思い出す。・・・愛する人のために自分の心を隠し、身代わりになってギロチンの刃振り落とされる断頭台の露と消えていった酒浸りの弁護士シドニー・カートン。そして血に飢えた徒刑場の狂喜乱舞する群衆の大歓声。
それらのイメージを今の社会とダブらせて見ている私的な心象風景である。
大衆社会はいつの時代でも“いけにえ”の生首を求めるものらしい。 今の時代で言えば、マスコミが群衆渦まく広場に疑似餌を放り投げ、日頃の溜まりに溜まった“憂さ”をそれで晴らさせる。「いじめ社会」をマスコミが率先して先導している異様な姿だ。

ツイッターで山本太郎が大バッシングの大嵐の中にいるという。血に飢えたネットの“暗闇”が脱原発/脱被ばく/反TPPの山本太郎のブームをちょっとしたホコロビでも血眼になり探し出して“血祭り”に上げようとしている。
福一原発の廃炉への作業工程は今でも超ハイリスクな危険な大綱渡り/曲芸の中にあり、燃料棒取り出しの一本でもミスれば再び東日本全体が2011・3・11の振り出しに逆戻りさせられる・・・“恐怖と戦慄のシナリオ”の中に私たちは未だ生き暮らさせられているのにも関わらず。
猫ボラの見地から言わせてもらえば、福一事故で被災した動物を一匹残らずこの国は助け出したのか? 立ち入り制限地区で悪戦苦闘を続けている動物ボラをこの国は手厚くバックアップして来たのか? そうではないだろう!
原発事故が起こり、何の責任も果たさず、何の手当もできないなら、原発再稼働などするべきではないとする山本太郎に私はためらうことなく軍配を上げたい。たとえ、それが“ハチドリのひとしずく”であったとしてもだ。

大多数の安定感の中に身を置くよりも、自分の頭で考え、自分の五感で感じ、自分の体で体験し、たとえそれが孤独で細く曲がりくねった道であっても信じた道を歩いてゆきたい。
大多数の中で個性を埋没させ引きつった作り笑顔を浮かべ生きるよりも、信じた道/保障なき人生を突き進む太郎君や生活の党の三宅雪子のすがすがしさに心揺さぶられる何かを感じた。

参院選が与党圧勝で幕を閉じたら、物価は更に値上がり、格差社会は目に見えて加速度を増し、そしていよいよマスコミの鐘太鼓で憲法改正の神輿が花道を歩き出すことになるのだろう。
基本的人権や表現の自由や国民主権が根こそぎ奪い取られ、暗黒社会が目の前に降りて来たとしても「私はあの時、その道を選ばなかった!」と、堂々と胸をはって生きていけるように“今、この時”の選択をまじめにしてゆくしかない。

私が“今”、地域猫活動をしているのは、あの時、路頭に迷う多くの猫たちを「関係ない!」と見捨てて立ち去ることができなかったから。見捨てる選択肢は美しくないと思った。
地域猫活動に没頭することによって、生きる道は狭められたけど、“あの日あの時”の決断に後悔はない。
「太郎君の道」と「“猫の郵便”地域猫活動の道」が、いつかどこかで一本の道になってつながって行きますように、空に大きなレモン月が浮かぶ夜に言葉にならない不安を抱え生きるあなたに・・・
祈りを込めてビートルズの「The long and Winding Road」を送ります。道は必ずつながってゆく。
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